|
カテゴリ:カフェ感
ある町に。。。 保険のセールスをしている女性がいました。 彼女の勤める保険会社では、 売上ノルマの達成が厳しく命じられておりました。 彼女も仕事だから!と、なんとか割り切って、がんばっておりました。 しかし。。。 お客様のところへ行くと。。。 ”保険はもう入っているからいらない。” ”何度も 何度も、しつこいわね。”と冷たく叱られた。。。 つらい思いで、かなり凹んだ。 なのに、 支店長からは、一件でも多く回って、アポを取らないとだめだ! とにかく数をこなすんだ!とおこられた。 彼女は、 だんだん仕事が嫌いになった。 嫌いで、イヤイヤやっている仕事だから 当然、営業成績も落ちていった。 そんな、ある日 彼女が生命保険を契約している家の男性が、 急に交通事故で亡くなってしまった。 彼女は、悲しんでいるであろう 残された家族に会いに行くのはつらいと思ったのですが、 お葬式がすんで落ち着いた頃、 残された家族に保険金のことについて説明するために、 彼女は、男性の家を訪ねました。 彼女が予想したとおり、 残された家族は、とても落ち込んでおりました。 まだ。。。 気落ちしている奥さんと娘さんを前にして、 彼女は保険の受け取り方法などを説明していった。 一通りの説明が終わり、 彼女は、”ほかに、なにかご質問はございませんか?”と家族に尋ねてみた。 すると、 中学生の娘さんが、 ”最近、父とは あまり話をしていませんでした。 父は なにか 私のことを話していませんでしたか? ” と、彼女に聞いてきた。 彼女は、父親が保険契約をする際に、父親のはなしていたことばを思い出し、娘に伝えた。 ”あなたのお父さんは。。。 ”もし わたしに万が一のことがあっても、 娘に みじめな思いはさせたくない。 大学にも行ってほしいし、 だから十分な補償が出る保険にしてほしい。”と話しておられました。 彼女が、父親のことばを中学生の娘さん伝えると。。。。 娘さんは。。。泣き崩れてしまいました。 この時、彼女は、 父親が生きているあいだに、 娘さんにこの話を伝えてあげればよかったとひどく後悔した。 そして、”この想い”を次に誰かと、保険契約するときには 必ず、家族に伝わるようにしようと決心した。 その後、 彼女は、生命保険を契約する際には、父親とだけ話すのではなく、 家族全員に集まってもらって話をすることにしました。 家族が遠くにいて、どうしても集まれないときには、 父親に、 家族に対する思いを手紙に書いてもらって送ってもらうことにしました。 彼女は、このように仕事の仕方を変えた。 彼女はいう。 保険を契約してもらったお客様から、 ”ありがとうございました。”とお礼を言われることが多くなりました。 仕事も、やりがいを感じております。” 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 最初に、 彼女が売っていたものは、”ただの保険”でした。 しかし、いま、彼女が売っているものは、”家族の想い”なんです。 その後、 彼女の飛び込みセールス件数は、極端に減った、 しかし、彼女の営業成績は、するすると伸びていった。 ビジネスの世界では、古くから言われ続けることばがある。 ”自分の仕事によって、 取引相手の人生が豊かになると、 さらに自分の生活は、より豊かなものになる ” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|