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カテゴリ:カフェ感
風姿花伝 (ふうしかでん)とう本をご存じだろうか? 世阿弥(ぜあみ)の書いた能(のう)の奥義書(おうぎしょ)になります。 世阿弥とは、現代の能(のう)を確立した人です。 彼の書いた風姿花伝、 いまから1400年前に書かれている。 うちの田舎の本屋ではなかなか手に入らない本だ。 しかし、アマゾンドッドコムなら、 たとえ日本の室町時代に書かれた本であってもすぐに買う事が出来る。 そして明日には手元に届く。 送料は無料だ。 これでは、町の本屋が、消えてゆくはずである。 驚いたことに、 風姿花伝 (ふうしかでん)、の本を、アマゾンで買った方の感想を見てみると かなり評価が高い。 活字離れの進んだ日本で、風姿花伝を買う人がいるということに感動する。 以前、ブログに、 経済の勉強をするには経済書より、花の育て方の本の方が、 より深く経済を知ることができるとブログに書いたことがある。 まさに、この世阿弥の風姿花伝 (ふうしかでん)も、そのひとつだ。 風姿花伝の一文を紹介したい。 ” 体(てい)は花、 用(ゆう)は匂い(にほひ)のごとし または月と影のごとし ” 自然界における、花と、その香り、 また、月と月影のように、 体(目に見えるもの)と用(目に見えないもの)は、一体なのだが、 花があって はじめて香りがある、その逆はあり得ないということ。 そして、 ”そもそも能をみること、知るものは心にて観(み)、 知らざるものは、目に見るなり。 心にて観るところは体(てい)なり。 目にて見るところは用(ゆう)なり。” 分かりやすく言うと。。。 そもそも本質的に能を理解しているものは、能を心で観る。 しかし初心者は、能を目で見る。 だから、 初心者は目に見えているところだけを真似ようとするので根っこがないから うわべだけのモノマネになってしまう。 目に見えている姿や動作を真似ても、 その元にある心を理解していなかったら何にもならない。 だから、 本当に、本物の真似をするのなら、 真似する対象の心に入り込んで理解しなければならない。 。。。というような話が書かれている本になります。、風姿花伝という本は。 むかし、 剣豪、宮本武蔵が一度だけ、戦わずに負けた男がいる。 柳生新陰流の開祖で、 徳川幕府の剣術指南役の柳生石舟斎(やぎゅうせきしゅうさい)だ。 若き宮本武蔵が、柳生石舟斎に挑戦したときの会話 宮本武蔵 ”柳生殿、一手ご教授!” 柳生石舟斎 ”あなたの目指す剣とは なにか? ” 宮本武蔵 ”電光石火(でんこうせっか)” 宮本武蔵 ”柳生殿の目指す剣とは?” 柳生石舟斎 ”春風のごとし” 宮本武蔵 ”。。。。。。。” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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