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カテゴリ:ピーター・F・ドラッカー
わたしが、経営学者のドラッカーファンになったのは中学二年生の時だった。 たまたま本屋さんで、 手に取ったドラッカーの著書、”プロフェッショナルの原点”という本を読んでからだ。 読み終えて。。。本の内容に恐れ入った。。。 どんな内容かと言うと、こんな内容です。 無能な人と、有能な人との対比。 無能な人とは。。。 現在、自分自身の置かれた環境や立場に対して、自分のことは棚に上げ、 不平不満を言うだけで、まったく行動しない人。 有能な人とは。。。 現在、自分自身の置かれた環境や立場に対して、 不平不満を言っても時間の無駄だと理解し、工夫を重ねて行動し、 自分の置かれている環境を、自分自身の手で快適なものに作り変えてしまう人。 ピーター・ドラッカーは言う。 ”現実は、テレビの企業ドラマのようには行かない。 優秀な部下が無能な上司を倒して、乗り越えてゆくようなことはあり得ない。 無能な上司が昇進できなければ、 どんなに優秀な部下も、その上司の後ろで立ち往生するだけである。” ドラッカーは言う。 ”上司のマネジメントが重要。” あなたが上司に成果をあげさせることが、 組織の成果につながり、 結果、全人類の福祉に貢献できる。” ”上司に成果をあげさせるためには、 自分がおこなっていることのうち、 なにが役に立ち、 なにが邪魔になっているのかをシンクロする必要がある。 だが、この時、間違ってはいけない。 上司を改造し、 経営学の教科書に書いてあるような理想的上司のモデルに 仕立て上げようなどとは考えてはならない。 あるがままの上司が、個性ある人間として存分に仕事が出来るようにすることが 部下たる者の務めである。 そして部下には、もうひとつ仕事がある。 上司を不意打ちから守ることである。 ”ビジネスの世界にうれしい不意打ちはない。 責任のあることについて不意打ちをされることは、 恥をかかされ、傷つけられることにつながるからだ。 ドラッカーは言う。 ”上司をマネジメントすることが重要である。と認識している者が、あまりにも少ない。 また上司をマネジメントできる。ということを知っている者も少ない。 上司について愚痴を言っても、上司をマネジメントしようと試みる者はいない。 ドラッカーは言う。 ”上司のマネジメントなど、とても簡単だ。 むしろ部下のマネジメントのほうが、はるかに難しい。” わたしは、この本を読んだ後、 学校の先生や、親と、ずいぶん良い関係を構築することが出来た。 当然、社会に出たときも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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