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カテゴリ:カフェ感
今日は。。。 今から60数年前の12月8日。 日本人がアメリカ人を2338名、殺害した日である。 早朝の深い眠りの中にある南国ハワイに、 日本軍の戦闘機300機以上がいきなりミサイル攻撃を仕掛けた日である。 日本は奇襲攻撃に成功し、アメリカのたくさんの船を沈めた。 この日、 日本は大勝利に酔い、お祭り騒ぎの真っただ中にあった。 ある歴史家は言う。 ”人間一人を殺すと、犯罪者になるが、 たくさんの人間を殺すと英雄になってしまう。”と アメリカは、日本のだまし討ちに激怒する。 アメリカは、その4年後、 小学校や病院、住宅のある町の上空で、 原子爆弾を炸裂(さくれつ)させる。 爆心地付近の地上の温度は3000度 ~ 6000度に達した。 人間は、骨も残さず蒸発した。 昨日まで、元気だった人たちが一瞬にして地上から消えた。。。 原爆を投下した兵士たちは、 帰還後、英雄とされ勲章を授与された。 昨日、夜遅く、 NHKで日本海軍の作戦を指導した者たちの戦後行われた反省会を、 総括する内容のドキュメンタリーが流れていた。 印象に残ったことば ”当時、アメリカと戦争をして本当に勝てると思っていたのか?” ”当時、流れとして、やるしかなかった。 そんな後ろ向きな意見を言える雰囲気ではなかった。” ”海軍あって、国なし” ”今、真珠湾(しんじゅわん)というと、 若い人たちは、三重県ですか?と聞き返してきます。” ”戦争を物語のように美化してほしくない。 戦争とは、 燃えさかる船底の中で、 十代の若い水兵さんたちが、かあちゃん、かあちゃんと泣き叫びながら、 死んでいったんです。 それが戦争なんです。 残された人たちの苦しみは、 さらに、それ以上だったんです。。。 わたしが生まれた時、 もはや地球人は、ロケットをつくり、月と呼ばれる星に行く時代になっていた。 わたしにとって、戦争の話は伝聞でしかない。 しかし、 12月8日が来ると、 なぜだか、 なんとなくではあるが、 ほろ苦い気持ちになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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