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カテゴリ:カフェ感
昨日のコメント拝見させていただきました。 カスタードさんへ、 ひとつ話をさせていただきます。 実話です。 日本にいると、 平和で爆弾が飛んでくることはありません。のどかで便利な国です。 わたしは、 過去、世界中をまわってきました。 日本のような国は、”奇跡”です。 でも、日本しか知らないと、 その最高の環境を、”平凡で当たり前”ととらえ、 粗末に扱ってしまうものですね。。。 ある塾の先生の話です。 その有名な進学塾は、 月謝が、12万円もかかります。 そんな多額の月謝を、親は一生懸命に払っているにもかかわらず、 いやいや塾に通ってくる子どもは少なくないそうです。 そんな時、 その塾の先生は、子どもたちに、こう話をするそうです。 ”きみたちが、 こうして毎日、塾へ通って勉強ができることを当たり前のことと思うのは間違いだよ。” アフガニスタンという国があります。 1979年から。。。今も戦争を続けている国です。 街の人は、 毎日、頭の上を爆弾が飛び交う恐怖にさらされています。 もちろん、子どもたちだって同じです。 今日、無事でも、 明日は鉄砲で撃たれて死ぬことも、めずらしくはありません。 そうした中、 海外メディアの報道記者が、 子どもたちに質問をしたんだ。 ”今、いちばん望んでいることは何ですか?” ボクはね、 そのテレビを見ていて、 想像したんだ。 きっと、子どもたちは、 ”おなかいっぱい食べものが欲しい。”とか、 ”はやく戦争が終わってくれたらいいのに。”という答えが出てくるものとばかり 思っていたんだ。 そしたら、 子どもたちの答えは、ぜんぜん違うものだった。 みんな、口をそろえて こう答えたんだよ。 ”学校に行きたい!” ”学校に行って友達と勉強したい!” これが、子どもたちの願いだったんだよ。 ”きみたちは、この話を聞いても、 アフガニスタンなんて、 遠く離れた自分たちとは無関係の世界のことだと思うかもしれない。” けれど、それは違う。 地球上の、わずか半周分の距離にあるところで起こっている出来事なんだ。 それも、 おまえたちと同じ年の子どもたちなんだ。 明日生きられるかさえわからない、食べ物もない状況なんだ。 ところがどうだ、 そんな彼らの望みは何だ。 命でもない。 食べ物でもない。 ただ、 ただ学校に行きたい、学校で友達と勉強がしたいと言っているんだ。 ひるがえってお前たちはどうだ? アフガニスタンのことを知ったあとも、 まだ、この席で、居眠りをすることが出来るのか?” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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