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カフェ感

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ちょこどーなっつ@ Re:停電について(03/13) あんどーなっつです。 お元気ですかぁ…
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2010.04.21
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カテゴリ:カフェ感



最近、テレビを見ていると。。。


オジサンが、


”元気のない日本を、うんぬん かんぬん と、大きな声で話をしている。”



たしかに日本は、中国のような強烈な元気はないかもしれない。


しかし、だからといって、


”元気のない日本”などと、


税金でごはんを食べている人たちに簡単に言われると、


カチンとくる。



もともと、


今の日本をミスリードしてきた人たちは誰なのか?


その元気なオジサンたちではないか。


言わせてもらえば、


オジサンたちには、


元気はあるが、恥(はじ)がない。



”元気のない日本”と悪口を言う前に、


政党などつくる前に


”将来のビジョン(政策)”を説明しなさい。と言いたい!




しかし。。。


これは仕方のないことなんです。。。




いまから20年も前に、



経営学の巨人、


ピーター・ドラッカーは、政治家と官僚について悲しい話をしております。




いくつかドラッカーの言葉を紹介します。



”今のところ、


 国民は、


 国債を発行し借金をしてまで、


 合法的に、


 人気取りのためにバラマキを続ける政治家の、


 冨の略奪から逃れる方法を知らない。”




”高い志を持って、挑戦的な人たちでさえ、


 公的機関のマネジメントの座におかれるならば、


 その内部力学ゆえに、半年後には月給泥棒ないしは政治屋となる。”





”先進国の政府のうち、


 今日、まともに機能している国は一つもない。


 米・英・仏・独・日のいずれにおいても、


 国民は政府を尊敬していない。


 信頼もしていない。”






”今後、最も改革を必要とするものは、


 国民や社会ではなく、


 ”政府”である。”





”われわれが必要としているものは、成果をあげる政府である。”





”今後、あらゆる国において、


 政府支出に向ける事の出来る金はますます少なくなっていく。


 その結果、バラマキ的な歳出を抑制することにますます関心が集っていく。


 その必要性についてはもはや疑うものはいない。”





。。。失礼な話、


この辺の話なら、凡人のわたしでも想定の範囲内のことばだ。


もっとも、


20年前、バブルの真っ只中に、この話をしているドラッカーはすごいと思うが。。。


しかし、

ドラッカーの深くて偉大なところは、次の言葉にあります。





”公的機関に、


 改革や企業家精神が見られないのは、


 一般的には、


 退嬰的(たいえいてき)な月給泥棒、


 権力マニアの政治屋の抵抗によるものだとされている。


 だが、


 事態はそれほど単純で簡単ではない。


 改革論者がよく口にする、

 
 人の入れ替えによる解決は幻想にすぎない。





”公的機関も、


 企業と同じように効率的なマネジメントをすれば、


 成果をあげられると くどいほど言われてきた。


 しかし、それは間違いである。



 公的機関に欠けているものは、


 成果であって、効率ではない。”




ドラッカーは、公的機関と企業との根本的な違いは、


”支払い方法の受け方”にあると話している。




”支払い方法の受け方”のうち、


予算から支払いを受ける方法は。。。


成果と、業績の意味を根本的に変えてしまう。



予算型組織(公的機関)での成果とは?



”より多くの予算を獲得すること。”にある。



だから予算型組織(公的機関)にとっての成果は、


自分の組織の存在意義を大きくするために、


なんとしてでも、


昨年より多くの予算を獲得することにあります。



そのため、世の中で話されているような、


節約や工夫をすることは悪とみなされてしまうのです。


なぜなら予算が減っちゃうからです。


予算が減る。ということは、


自分の所属する部署が縮小する。ということと直結しているのです。


だから、


たとえば、


本当は必要の無いものでも、


ものすご~く必要なもののように見せるテクニックを持っていて、


予算を増額することの出来る技術を持っている官僚は、


優秀な官僚と評価されるんです。


だから、


官僚にとっての、


第一の仕事は、自分の所属する部署の維持と拡張赤ハート


そして第二が、社会貢献となるのです。


そんなわけで。。。


世の中の常識とは、どんどん光の速さで遠ざかってしまうのです。




予算獲得こそ、


予算型組織(公的機関)の成果を測る第一の判定基準なんです。


予算型組織(公的機関)では、


そんな理由から、


より少ない予算や、より少ない人間で成果をあげても


予算型組織(公的機関)では業績とは呼ばないのです。


逆に、組織を危険にさらす行為とみなされてしまうのです。


そんなわけで。。。


年度末になると、あまったお金を、


なんとかして使い切るために、


なにがなんでも道路工事をしてでも、


がんばって、お金(予算)を使い切る努力をしているのです。


その使い切っているお金は。。。


未来の子供たちが返さなければならない国の借金なんです。。。


でも、予算を使い切らないと、予算の額を決める議員様に、


予算の減額を決められてしまい、


翌年、


所属する部署の縮小につながってしまうから仕方がないんです。




ドラッカーは、公的機関の原則について こう語っている。


”公的機関の現在 行なっている仕事は、永遠に続けるべきものではなく、


 近いうちに廃業するべきもの、でなければならない。”



そう考えると。。。


戦国時代の織田信長の頃は、じつにシンプルだった。


現在の、ものすごい数の官僚や政治家の仕事を、


織田信長は、たった一人でこなしていたのだから♪


わたしは、らんぼうな言い方かもしれないが。。。


もっと、

人間は昔のようにある程度のところまで自由でいいと思う。。。



国が多額の借金をして、高校の授業料無償化をしても、


大学を卒業して就職できない人が増えている昨今、


はたして成果といえるのだろうか。。。


わたしは、もっと自由で色々な生き方があっていいと思う。


今日も一日笑顔でがんばりましょう!












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Last updated  2010.04.21 09:14:08
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