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カテゴリ:カフェ感
昨日、 道の駅で おもしろい光景を目にした。。。 これは、 むかし日本で、大ヒットした商品、 写ルンです(うつるんです)カメラです。 いま、山形は、 秋の行楽シーズン真っただ中。 しかし。。。 この使い捨てカメラは、 レジ前のタバコ什器の上にひっそりと佇(たたず)んでいるだけだった。。。 在庫は。。。たった3つ。 しかし、 それでも、 好天に恵まれた三連休が終わるまで、一度も欠品することは無かった。。。 ある意味、 昭和から平成にかけて、 一番、時代の突風をまともに受けた企業は、 写ルンですカメラを作っている、 富士フィルムだったのかもしれない。。。 富士フィルムの業績推移 単位:百万円 1989年 決算 売り上げ 928.536 経常利益 167.351 2010年 決算 売り上げ 2.181.693 経常利益 マイナス41.999 道の駅の方にお断りして、 写真を一枚 記念に撮らせて頂きました。 写真を撮り終えると。。。 道の駅のレジの方が言った。 ”いまのうちに写真撮っておかないと、 もう見ることが出来なくなっちゃうかもしれませんね~(笑)と、話していた。。。 ふと、ある言葉を思い出す。 ”未来に生き残れる存在とは。。。 最も強いものではない。 最も大きいものでもない。 最も賢いものでもない。 唯一、 生き残ることができるものは、 変化できるもの。” 今、テレビをつけると、 富士フィルムという会社は化粧品を販売している。 余談だが、 この写ルンですカメラは、 開発当初、 ネーミング案として”パッ撮りくん”という名前が候補に挙がっていた。 しかし、開発チームの中で評判は芳しくなく、 なかなか名前が思いつかなかったそうです。 そして会社幹部へのプレゼンの日、 その席で上司に、ひとこと言われたそうです。 このカメラ、 ”本当に写るのか?” すると、開発責任者は、 とっさに ”写るんです”と答えたそうです。 すると、そのイントネーションの良さと、説明いらずの明快さに気づいた 責任者の機転によって、 世紀の大ヒット商品の名前は決定したそうです。 その後、”ルンルン気分で写真が撮れる。”との意味を合わせ、 正式に ”写ルンです”という名前に決定したそうです。 まさか、その数年後、 デジタルカメラの嵐が吹き荒れることになるとは、この時、知る由もなかった。 がんばれ富士フィルム♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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