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カテゴリ:カフェ感
きょう、 アポイントが一件、飛んでしまった。 次のアポイントまで、時間があった。 昼食の時間を削れば。。。いける! と、いうことで、 この時期、一番 熱い場所 山形県朝日町へ ある人はいった。 ”おそらく朝日町のりんごは日本一のリンゴだよ。” ある台湾の大富豪はいった。 ”わたしに、このリンゴのある町ごと売ってください! いくらですか? ” 小雨まじりのなか、 朝日町の産直市場へ到着。 駐車場は舗装されていない。 たくさんの水たまりが生まれていた。 でも、そんなことは関係ない。 ふと、となりの車を見ると。。。 でた! 川崎ナンバー ようこそ山形へ♪ お客さんは、 よく知っている。 さすが情報社会。 ようやく産直のある建物にたどり着いた。 入り口は。。。 人口、8千人の町とは思えない人混み。 なんとか、 並んで、ふじりんごを買うことができた。 わたしの前に並んでいた おじいちゃんもたくさんりんごを買っていた! おじいちゃん、 やけにレジで精算するの長いなあ~と、思っていたら。。。 レジの店員さんが、 おじいちゃんに言った言葉、 ”りんごのほうが、合計で、30800円になります。” ”宅急便の送料の方は、4750円になります。” 。。。。。。。。。。。 わたしは、生まれて初めて、りんごを3万円も買う光景を目にした。 店員さんは、ふつうに接客をしていたところをみると、 これくらいの金額(3万円)を買うお客さんは、けしてめずらしくないようだった。 昨年の11月6日、 そういえば、 このブログに、 この産直市場の話を書いた。。。 コピペです♪ 昨日、ある町で打ち合わせを終えて、帰る途中、 産直市場へ寄った。 そろそろ、シナノスイートが売り場に並ぶころだと思ったからだ。 産直市場に到着すると、予想通り、 おいしそうなシナノスイートがたくさん並んでいた。 わたしが、リンゴを選んでいると。。。 レジのところでお客様と店員さんがなにやら会話をしていた。 お客様 ”昨年、頂いたりんごがとても美味しかったので友人に販売している場所を伺って 買いに来ました。 店員さん ”ありがとうございます!” お客様 ”フジりんごは、どこにありますか?” 店員さん ”フジはもう少し、あと2週間ぐらいしないと売り場には並びませんね。” お客様 ”あら、そうなの、残念だわ、じゃあその頃また伺わせていただきます。” そのお客様は笑顔で店を後にした。 産直市場には。。。 フジリンゴ以外。。。 シナノスイート、王林、秋映、千秋、やたか、などなど、 たくさんのリンゴが並んでいた。 シナノスイートや千秋などのリンゴは、もともとフジりんごの系統なので、 味も上品で美味しいと思うのだが。。。 先ほど帰られた、お客様にとっての、りんごとは、 ”ふじりんご”ただ一つのようだ。 産直市場から走り去る、白のレクサス一台、なんと仙台ナンバーだった。 仙台から、この産直市場までは、片道2時間30分以上はかかる。 往復5時間かけてリンゴを買いにくる動機。 往復5時間かけてきたのに、まったく、何も買わずに帰ってしまうお客様の心理。 お客様は、一番おいしいものは買うが、二番目、三番目に美味しいものは買わない。 ”まあ、これでもいいか”という、おおらかな考え方はなくなりつつあるようだ。 しかし。。。 売る側はどうかと言うと、 まだまだ、 ”まあ、これでもいいか”という、おおらかな考え方が支配している。 いま不景気だという。 安くしないとモノが売れないという。 しかし、産直市場で、お客様と店員さんのやり取りを聞いていると、 どうやら売れない原因は、 買い物をしない、お客様の側にあるのではなく、 お客様の買いたい商品を並べることのできない店側にあることがわかる。 たとえば、 ドラえもんの、 ”どこでもドア”や、”タケコプター”が発明されたら、 生産が追い付かないほど売れることだろう。 かつて、 自動車や飛行機、携帯電話などが発明された時のような衝撃的な新製品が出ないところに、 現在の、この不景気の原因があるような気がする。 そして。。。 1年後の12月3日、つまり今日。 ふじりんごが売り場に並ぶ季節となった。 これが、 往復5時間かけて買いに来る ふじりんごになります。 蜜がたっぷり よく質問される。 普通のりんごと朝日町和合平のリンゴとは、どう違うのか。 わたしはこう答えている。 ”カニカマボコとカニくらいの違いがあります。” ”だから、わたしはスーパーではりんごは買いません。” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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