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カテゴリ:カフェ感
アメリカ大統領で、 唯一、 ”連続ではない二期(第22代、第24代) ” 大統領を務めた人物がいた。 そして、その大統領は、唯一、ホワイトハウスで結婚式を行った大統領でもある。 名前は、 グロバー・クリーブランド大統領。 クリーブランドが大統領に当選したとき、 犯罪を犯して、 獄中にいた一人の男が。。。深いため息をつく。 ふぅ~ その、ため息の男は、クリーブランド大統領の元同僚だった。 刑務所の看守が不思議に思い、 新大統領の記事を読んでため息をついていた、その男に尋ねた。 ”なんだ、お前、大統領のことを知っているのか?” 獄中の男は、 ”俺様は、むかしクリーブランドと一緒に働いていたのさ。” ”当時は、俺様のほうがクリーブランドより仕事ができたんだぜ!” 看守は、囚人の話に、 ”わかった。わかった。もういい。お前の話はそこまでだ。” ”大統領が囚人のお前より、仕事が出来ないはずはないだろう。いい加減な事をいうな!” じつは、囚人の話は正しかった。 クリーブランドは、幼い頃、父親をなくし、 家が貧しかったため、 学費を稼ぐため、 道路工事現場や線路工事現場で働いていたのだった。 囚人とクリーブランドは、 その工事現場で同僚だった。 きつい一日の仕事が終わると、 仲間たちは、よくお酒を飲みに行った♪ しかし、クリーブランドは、仲間から「飲みに行こうぜ」と誘われても、 「俺は、実は学校に行っているんだ。今日は学校へ行く日なんだ」といって断っていた。 クリーブランドは、将来、弁護士になるために、 仕事が終わったあと学校へ通っていたのだった。 クリーブランドの同僚達は、 あまりに付き合いの悪いクリーブランドに、キレた。 ”おい! お前、道路工夫のくせにカッコつけやがって”と、 クリーブランドを殴った。 しかし、それでも、 クリーブランドは過酷な仕事を終え、疲れ果てているにも関わらず、 仲間から、”空気の読めないヤツ”と陰口をたたかれているにもかかわらず、 それでも、 同僚と酒を飲みに行く事はなかった。 黙々と学校へ通い、目標だった弁護士となる。 そして、同僚に殴られてから、30年後、 とうとうアメリカ合衆国大統領となるのだった。 一方、 クリーブランドを殴った道路工夫は、 クリーブランドの大統領就任のニュースを聞いた後。。。 ”俺様のほうがヤツより仕事ができたんだ。 俺様は、こんなところにいる人間じゃないんだ。といって、 脱走を企てて警察官に射殺されてしまった。 同じような環境で、 同じような体で、 同じような才能を持ちながら、 ひとりは、 アメリカ合衆国大統領、 もうひとりは、 脱走し射殺されてしまった。 アメリカにこんな話がある。 ”下等な人間は、欲を愛し、身を愛さない。” ”中等な人間は、身を愛し、心を愛さない。” ”上等な人間は、心を愛し、身を愛さない。” ”今のあなたの姿は、 あなたが5年前に何をしていたかで決まってくる。” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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