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完璧主義者に、良いことはありません。
完璧という幻想を求めるあまり、決断が遅れてしまう。 完璧にこだわるあまり、柔軟性を欠いてしまう。 私も以前は、超が付くくらい完璧主義者でした。 物事を始める時は、完璧に準備しないと気がすまない。 完璧にこだわるあまり、チャンスを逃したり、結局だめになったり・・・ これまでに、たくさんの苦い経験をしてきました。 実際、完璧という状態は訪れるのでしょうか? 完璧に全て計画通り、思い通りにやっている人はいるのでしょうか? 昨日のあなたと、今日のあなたは違う人間です。 自分でも気付かないところで、肉体、精神とも変化しているのです。 ましてや、数ヶ月前、数年前の自分とは、現在は比較にならないくらい変化しています。 つまり、自分が成長するにつれて、「完璧」の質が違ってくるのです。 成長を続けるあなたに、「これで100%満足した!」という状態は訪れません。 死ぬ間際になっても、「ああしておけば良かった」と物足りなさを感じるでしょう。 完璧を追究する姿勢は大切です。 しかし完璧にこだわるあまり、決断が遅れたり,柔軟性がなくなるようでは逆効果になります。 60%くらいでも、とりあえず行動してみる。 行動する中で修正し、より良いものにしていけば良いのです。 このように意識することで、以前より数倍行動するスピードが上がりました! そしてさらに、目標達成までの時間が大幅に短縮されました! 思い切りのある行動が、思っても見なかった結果につながったわけです。 今回の荒川選手の活躍には、とても感銘を受けました。 彼女のように世界レベルの選手でも、練習中は常に不安との戦いだったと思います。 「これでいいのだろうか・・・」 「もっと良い方法はないだろうか・・・」 頂点を極めようとする人は、道なき道を進んでいく恐怖を克服しなければなりません。 答えがなく、誰もが達したことのない境地へ、挑戦を続ける姿勢が大切なのです。 荒川選手も、今回の栄冠を得るまで、何度も何度も死にたくなるような思いを乗り越えて きたことでしょう。 トップレベルの人たちは、自分と極限まで向き合う、まさに求道者といっても 過言ではないと思います。 イチロー選手や、中田選手もプロというフィールドで、人知れず葛藤の日々を送っているはずです。 私は一般人なので、才能のなさを克服するために、人の何倍も努力をしなければいけないと 思っています。 より高いレベルに行きたいので、もっともっと自分を磨かなければなりません。 「完璧にならないと、行動できない」なんて甘っちょろいことを言っていては 決断を遅らせた分、時間の無駄になる。 不安や葛藤があっても、それを乗り越えるために行動することに価値がある。 日々、自分を磨く毎日が続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.26 17:20:41
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