学童では「運動遊び」の行事♪
6日木曜日は、12時半までの施設勤務の後は午後に学童の勤務がありました。と、言っても今日は自分の当番の日ではなく、学童の行事である「運動遊び」を指導するための勤務でした。 子供たちの下校はその日によって違いますが、今日は15時30分ごろのようでしたので、私はその少し前に行き準備をしながら待っていました。やがて学童室のドアが元気よく開けられ、大きな声で「ただいま!」と。今日は一人も欠けることなく10名全員が揃って帰って来ましたよ。すぐに宿題にとりかかり、おやつを食べ、いよいよ本日のメインイベント「運動遊び」を始めたのは16時を少し過ぎてからでした。このようにその行事を任された時は、りえばぁ一応のプラグラムを作っていきます。種目(出し物)には、用具の必要なものがありますからね。実際には、その日の時間と、人数、子供たちの様子から、そのすべてが予定通りにできたという事はほとんどなく、流れを重視して順序を変えたり、別の物を入れたりと臨機応変的に行っていっているというところです。おおまかなところでは、室内で出来るものを先に行ってそこで体を温めながら雰囲気を高め、そのあと体育館に行って全身を大きく使った遊びをと考えています。 下記は約1時間半の間に実際に行ったものとその様子です。(室内ゲーム) 1、3勝ちライン 2、進化ジャンケン 3、新聞紙玉入れ 4、うまく入るかな?(体育館ゲーム) 1、新聞ホッケー 2、円形ドッジボール 導入しやすいジャンケンゲームからの始まりです。気分を盛り上げるため、紙テープで鉢巻きしてもらいました。2組に分けるのも子どもたちの体力とリーダーシップ力を考えてのジャンケンで。 これは進化ゲームの一枚。 最初は「ごきぶり」。ゴキブリ同士でじゃんけんをして勝ったら「カエル」に。カエル同士がジャンケンして勝ったら「ゴリラ」に。次は「人間」になって上がりになるというじゃんけんゲーム。じゃんけんの弱い子はいつまでもゴキブリやカエルから抜けられず上がれないというところですね。 新聞紙玉投げ入れゲームは2種。1つ目は8分の1に切った新聞紙を丸めて1.5メートルほどの距離にある籠に投げ入れるというゲーム。2つ目はその紙玉を後ろ向きで投げ入れると言う物ですが、なかなか難しいので、後ろ向きになった足の間から投げ入れるのに変更してみました。 次は体育館での遊び。室内で新聞を長く丸めて棒を作らせ、それを持って体育館へ。子どもたちは男の子でも女の子でも、棒を持つとすぐに相手と決闘をしたがります。 それを察して、指導員の皆さんは先に「棒を作っても人を叩いたらいけませんよ!」と声を高めていましたよ。下はその新聞棒を使っての「ホッケー」です。 パックは紙テープの芯を使いました。 こんなに真剣になっている子どもたちを見たのは初めてといっても過言ではありませんでした。先に帰った一人の子の穴埋めに指導員に入ってもらったのですが、その人の様子も可笑しくて、みていた私たちもお腹を抱えて笑っていましたよ。この後の円形ドッジボールの様子はカメラ担当者が撮るのを忘れてしまっていたようでした。 この他一応準備はしていたが本日はしなかった種目として、背中合わせのタオル取り、びっくりけん玉ゲーム、尻尾つかみ、目かくし剣法などがあります。本日は子供たちを対象としたばかりでなく、指導員さんの勉強会にもなっていましたので、都合で出席できなかった人を除いての方が参加しました。遊びの資料はたくさんの時間といくらかのお金を使って、学童室に用意させてもらっていますが、それを見て実際に行わせるというのは経験と心がけがなければできないようです。月に一度の割合で、子供たちに遊びを提供しながら、同時に指導員も勉強するという形が取られているのも仕方がないのかもしれないと思っているところです。そんなところでも、学童でのりえばぁの出番はまだまだありそうに思いますよ。