『Heartful WILL』 遺言状
もうすぐ 出産です。
みんな 出産前は 『自分が死ぬこと』なんて
考えないかも しれないけれど
Jizoを産むとき 何度も 意識が無くなって
ちょっと 天国に近い所を ふわふわしていた
私には 『出産と死』 は 隣り合わせのように 感じます。
紙に書いておくと きっと Garyは無くしてしまうので
『Heartful WILL』 家族へのメッセージ は
自分のブログに 残しておきます。
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まず はじめに。
地域の産婦人科が 減ったせいで
産婦人科の先生たちが 何度も 当直をして
忙しい中 お産を手伝って 下さっていること
よーく 分かっています。
分娩中に 私に もしものことがあっても
私は 誰も 恨みません。
どんなことがあっても
病院や先生を責めることなく
全力を尽くして下さった先生に 感謝します。
家族にも 私の気持ちを 尊重してもらい
たとえ 何があろうとも 病院を 訴えたりしません。
他の妊婦さんたちの 出産の道を 閉ざしたり
しないこと。 それこそが 私の願いです。
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Garyと 出会って Jizoが産まれて
今まで 毎日 幸せに 生活できたことに 感謝します。
Garyの「ただいまー!」って 声で ドアが開き
Jizoが 「パパー!おかえりー」と 走って行く瞬間が
とても とても 幸せです。
Jizoを笑顔で 抱き上げるGaryの顔。
Garyに 飛びついて はしゃぐJizoの顔。
最高の旦那様に 最高の息子。
私は 本当に 幸せだったなぁ。
なにが あっても どこにいても
私は GaryとJizoが 大好きです。
これからも 二人の笑顔が 続くことを望み
二人の幸せのために 頑張ってこようと 思います。
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Jizoへ
いつも ママが 口癖のように言ってる言葉
『にっこにこマン』 は 大事だよ。
どんなに 悲しくても 辛いことがあっても
眠くて 泣きたくても お腹がすいて イライラしても
とりあえず 一度 『にっこにこマン』で
エイエイオーして 笑ってみようね。
泣きながら 頑張るより 『にっこにこマン』で
頑張った方が もっと 頑張れるんだよ。
疲れた時は 『エイエイオー』 だよ。
さみしい時も 『エイエイオー』 だよ。
そして 嬉しい時や 大好きな人には
『幸せ! ありがとーう!』 って 声に出して 言うんだよ。
さみしい時は ママが書いて来たブログを 読んでください。
ママと二人で いろんなものを 作り出して来たこと
どうか 忘れないでください。
君は 本当に素晴らしい子です。 私の宝物です。
ずーっと 大好きだからね。
パパは優しいけれど 口下手です。
あなたが いっぱい お話してあげてくださいね。
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お腹の赤ちゃん hanaへ
10か月 一緒に 頑張ってくれてありがとう。
勉強をしたり 仕事をしたり DIYしたり
あなたより 私のやりたいことを 優先して
お腹の中で 苦しかったこともあるでしょう。
あなたを 抱っこできるように 最後まで
頑張るから もうちょっと 一緒に 頑張ろうね。
もし ママに何かあったら おうちのDIYは
あなたとJizoで 続けてください。
ブログの続きは あなたが書いてくださいね。
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そして Garyへ
毎日毎日 朝早くから遅くまで
家族のために 仕事をしてくれて 本当にありがとう。
あなたと出会って約10年。 一生分の愛情をもらいました。
ほんとに ほんとに 幸せでした。 ありがとう。
子どもたちも 『幸せな人』に なれるように
愛情を 注いで 育ててください。
『幸せな人になる』 っていうのは
勉強ができて お金持ちになること。
・・・・・とか ではなくて
自分の人生に しみじみ感謝できる
心を育てることだと 私は思います。
自分の人生を 生み出し 作りだす力と
作りだした人生に 感謝する力。
その二つを 子供たちが しっかりと持てること。
それが 私の望みです。
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子供を産むのは 本当に 命がけの事で
だから すばらしいことなんだよね。
もし 私に何かあったら 2歳のJizoの記憶には
私の笑顔や体温は 残らないのかもしれません。
でも 今まで いろいろな思いや
自分の生き方を ブログに 残してきたので
いつか JizoやHanaが 読んでくれたら
大切なことが 伝わると思います。
私の腕に 小さなHanaちゃんを 抱っこして
また 大好きなこの家に 戻ってくることが できますように。
そしてまた 家族のためにDIYが 続けられますように。
以上 私の遺言でした♪ がんばるど~♪
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