|
カテゴリ:小説更新日
この小説の登場人物は全て架空の存在です。 脳内で自由に弄り回したってください。ケヒヒ(待 その日僕は仕事の初事で会社へ行ったら課長が高熱出しててうわ言のように『この荷物お得意さんに届けてくれ、中身は和琴だから取り扱い注意な』と言ってきてこりゃ大事だと勢い勇んでみたら見事に憂い事が的中して対物事故と相成りました。 んで今入院中。 何で今日はこんなに『こと』と相性が悪いのか……言っておくがやや無理やり感はあるが嘘じゃないぞ? その証拠に右足単純骨折その他擦り傷切り傷数知れず。もう一丁おまけに荷物と器物破損の損害賠償で財布も痛い。 泣けるー。 世はクリスマスイブで本当に夜かと思うくらいイルミネーションが明るくてこりゃ余計に涙が出てくるというもんだ。 一緒に過ごしてくれるような人がいた覚えも無いけどなー、けっ。 「後輩ー、一人寂しく入院してるかー」 ぅゎ、でたよ先輩つか誰にも話してないのになんで知ってる!? 「ここ、あたしの母殿が看護婦……ぁー、今は看護士か? まぁいいやどうでも。とりあえず白衣の天使してる。御年※※だけどなー」 いやーやめてよして聞きたくないー、※※歳の白衣の天使なんて聞きたくないー。 「言ってるじゃん自分で」 うがー、言うんじゃねースルーしとけー。 「まぁまぁそう言いなさんな。その母殿のおかげでこうして見舞いに来てやれたんだから、な?」 そういえば面会じか 「知るかんなもん」 うゎ、不良がいますよ奥さん。ナースコール押すぞコラー 「ほほぅ? この酒が目に」 面会時間って美味しい? 「入ったようだな」 ぐびっぐびっぐびっぷはー。五臓六腑に染み渡る~♪ 「そういえば風邪薬と酒って相性最悪なんだよね…」 ぶーーーーーー! いきなりなに言い出すんだアンターー!! 「ん? だって、風邪が原因での入院じゃないでしょ?」 む、そういえばそうだけど……骨折のときの麻酔薬とかは大丈夫なんすかね? 「さぁ?」 おーい…… 「いいじゃん、そうなったらなったでここ病院だし」 うっわー、身も蓋もねー 「中身は?」 身。 「よしまだ酔ってないな」 試された!? 「薬が体に残ってると急激に酔いが回るのよ。だからまだ酔ってない時点で大丈夫」 ふーん、そんなもんなんすかねぇ。 「そんなもんよ~、大体酒なんて物は酔うと思って飲めば酔うし、酔わないと思って飲めば酔わないものなのよ」 …………先輩。中身は? 「ん~? おなかの中~♪」 ぅゎ、酔ってやがるこの女!? 「んふふ~♪ まいったか~あたしは酒に弱いのら~♪」 自慢にもならねーつか本気で参ったー どうするよ? 下手にナースコール押したら……同罪? 「最初に飲んだのあんたれしょ」 ごもっとも。 「んくんくんく…ぱは~♪ あんらも飲ーみなひゃいよ~」 あー、わかった。わかったから絡むんじゃねぇ酔っ払い! 「んだとー、天下の先輩しゃまにむかってー…………むかってー……」 酔っ払い、ね 「酔っ払いとは何事かー」 違うとでも? 「ううん正解」 そういえば先輩。 「あによ?」 サークルの飲みか 「ブッチした」 は? 「だって~、同期の子が色目使うんだもの~私困っちゃう~」 黙れ飲んべい。 「チッ」 で? 本当のところは? 「一人身クリスマス野郎を笑いに」 いい度胸だオモテ出ろ 「その足で?」 ……。飲むか。 「うむ♪」 「あぁそうそう。タンドリーチキンとケーキもあるよん♪」 ツマミはねーのかツマミはー 「あ・た・し♪」 タンドリーチキンウメー 「聞きなさいよコラー」 ……先輩 「ん?」 乾杯。 「……ふふん、なにに?」 「さぁ? あえて言うならこの騒がしくも楽しい聖夜に、じゃないですか?」 「なら良し!」 オチなし。 突発系思いつき企画第一弾。 次回の予告は存在しません ヾ(´ー`)ノシ 書いてる途中は勢いでこれたけど、書き終わってからじわじわとくる赤面物のこっぱずかしさが……たまりません(ぇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/12/24 08:35:33 PM
コメント(0) | コメントを書く
[小説更新日] カテゴリの最新記事
|