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テーマ:小学生の勉強(1316)
カテゴリ:子供について
娘が百人一首の「認定証」というものを学校で
もらってきました。 娘は百人一首が得意で、いつもクラスで2番目 という話を最近よくしていました。 と、いっても、きちんと覚えている訳ではなく 上の句と下の句のはじめの言葉だけを覚えている ようでした。 だれに聞いたわけでもなく、自分で考えてその ような覚え方をしていました。 百人一首でたくさん取れるということ以上に、 自分でこういう覚え方をしたことを、私は褒めて あげたいと思いました。 ものを覚えるには限界があります。 何もかも完璧に覚えようとしても無理があり ます。 しっかり覚えるもの。 工夫して覚えるもの。 覚えなくて良いもの。 など、自分なりに分類して、それに合わせた 覚え方えをするというのは、大切なことです。 どんな覚え方をするか。 そこで大事なのが、 「何のために覚えるのか」 ということです。 カルタを取ることだけが目的なら、 上の句と下の句だけを覚えていれば十分です。 どうせ全部覚えられないなら、 必要なところだけをより多く覚えておく。 そうすることで、たくさん取るという目的は達成 されます。 大人は子供に何でも全部覚えることを期待してし まいます。 だけど、何もかも覚えることは出来ません。 目的に応じて工夫する。 それは知識ではなくて知恵です。 知識を習得させるのと同じくらい、あるいは、 それ以上に、知恵を習得させることは大切です。 目的に応じて覚えるもの、範囲、覚え方を変える。 もし子供が自分でそういう工夫をしたときは、 その知恵をいっぱい褒めてあげてください。 そういう考え方が出来ることのすばらしさを感じて あげてください。 褒められることでまた工夫する。 そうやって次第に本物の知恵が育っていくと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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