本金(長野県) 最後の大吟醸
長野県上諏訪の酒ぬのや本金酒造、最後の大吟醸「本金」です。平成26年醸造年度なので、購入してから6年以上冷蔵庫で寝かせていた奴。この次の年から、本金の大吟醸クラスは全て純米大吟醸になってしまったので、アル添の大吟醸はこれが最後・・と思うと、なんとなくもったいなくて、ずっと冷蔵庫に入れっぱなしでしたが、大切にとっておいても仕方ないので、ついに開栓!6年前はもっと爽やかな吟醸香だったけど、今は完熟メロンやマンゴーのような濃厚な吟醸香。それに、キノコのような熟成香も混ざっていますが、基本は甘めの餅、砂糖、麹のような米由来の香りがメイン(純米じゃないのに)。味はとにかく甘味と旨味がすんごい。でも、最後に爽やかなハーブ感が煌めいて、濃厚な中にもフレッシュさがあります。6年寝かせた甲斐があった! と思える美味しさです。