花の香 九拾
花の香(熊本県)の低精白「九拾」。名前の通り精米歩合90%のお酒です。精米歩合35%とか28%とか、むちゃくちゃ磨きまくったお酒が増えている中、一方であまり削らないお酒も増えています。それでも、80%というのは時々見かけるけど、90%というのは珍しい。甘い米の香り、麹やチーズのような濃厚な香りが強く、味はほんのり砂糖のような甘味が長く続き、丸みのある酸味、薬草系の苦味の奥に、濃醇な旨味もあって、複雑な味わいです。〆サバと一緒だと、酒がマイルドになって、かつ〆サバにもプラスαな味わいが出てきて、相性が最高!カツオの刺身と一緒だと、薬草の苦味が強調されて、これも私好み。意外とポトフのような洋食にも合って、万能食中酒です(^^)花の香 低精白90 九拾 [1800ml] [花の香酒造] [熊本]純米酒を名乗っていい条件を満たしているのに、ラベルには純米酒と書かれていないのは、何かしら酒蔵のポリシーがあってのことでしょうか??