山間 荒走り&責め 呑み比べ
山間(新潟県)の同一タンク(19号)の荒走り(搾りの一番最初のところ)と責め(搾りの一番最後のところ)を呑み比べました。荒走りが「山豊(ヤンボー)」で責めが「間豊(マーボー)」という素敵なネーミングです。荒走りは結構出ているけど、責めを商品として出しているところは珍しいので、自宅でこの呑み比べができるのはなかなかレアな体験。荒走りは、柑橘系の爽やかな香りと、蒸し米や求肥のような米由来の香り。味わいは酸味が元気でシンプルだけど、まろやかで優しい旨味もあります。責めは、柑橘系の香りが少々、餅、麹、麩のような濃醇な原料香とヨーグルトのような酸味ある香りも混じります。味わいはのっぺりと平面的な印象で、思ったほど旨味成分はありません。世の中にあまり責めが出回っていない理由がなんとなくわかったような・・。でも、燗酒にすると、まろやかになって、まあまあ美味。山間 特別純米酒 仕込み16号 生原酒 1800ml山間と書いて「ヤンマ」と読みます。