純米吟醸 壽こすもす
本日の晩酌は、福島県浪江町の磐城寿 純米吟醸「壽こすもす」。磐城壽は、2011年の原発事故の後、浪江町から山形へ避難して酒造りを続けていましたが、2021年に浪江に帰還し、地元での酒造りを再開しました(山形でも酒造り続けています)。「壽こすもす」は、浪江産の米、浪江のコスモスから抽出した酵母、浪江の水・・の「オール浪江」で醸されたお酒です。香りは柑橘系の爽やか吟醸香とフローラルな華やか吟醸香、ふっくらした米由来の原料香のバランスがいい。味わいは最初、酸味と苦味がそっぽ向いている印象でしたが、だんだん酸味が強くなってきて、料理と一緒に呑むといい感じに。クリームチーズと酒粕使ったディップと一緒だと、さらに甘味も出てきて、美味!純粋に「応援」のつもりで購入したので、味は多少アレでもいいか・・と思っていましたが、食中酒として十分に堪能しました。日本酒 磐城壽家付き酵母のルーツを巡る旅 イーストトラベラー 第5弾 協会5号酵母 純米&純米吟醸酒 720ml 2本セット 磐城寿 日本酒 クール便協会5号はちょっと珍しいかも。