カテゴリ:オピニオン!!!
おととい、ノーベル物理学賞に日本人が3人 昨日はノーベル化学賞に日本人が1人 日本人といっても 物理学賞の南部先生はもうアメリカ人ですが・・ 一方で、 やはり今日のズームインで辛抱さんが 「日本の子どもたちの学力が落ちている」と。 科学的思考や読解力などが じりじりと世界から遅れつつあるらしい そこで不思議 今回のノーベル賞を受賞された 先生方の研究はかれこれ30年も前の発見 30年前といわずとも 私の小さい頃は 塾に行く子達はクラスで1人か2人 放課後は「遊ぶ!」と決っていた うちの宿さんもよくいうけど 「放課後は空き地で野球に決っているじゃん」 まるで のび太君の世界が そのままそこにあった 今は? マースケのクラスのほとんどのお子さんが 塾通いだ 塾・・・ 素朴な疑問 もし塾が子どもの力を伸ばすのなら 子どもの学力は30年前に比べてもっと伸びてるはずでは? 今回受賞された益川先生 英語がお嫌いで(笑) 外国にいったことがない・・ 大学院の試験の時(だったかな) 物理は素晴らしいものの 英語がイマイチでいらした先生に その時の教授さんは 「きみは語学は特別ということにしよう」みたいな 自由な采配で進学されたとか なんか すごくない?? 今の大学入試はそうはいかない 文系理系には別れているし 多角的に入試が行われるようには なっているが それでも国立を目指そうという子達は 5教科7科目なんていう 大仕事をこなしている 国が教育にかける予算が 他国に比べて少ないから、という向きもあるらしいけど まず 入試制度を見直しましょうよ 現段階で世界のトップを走るアメリカも 欧米諸国も 学習塾にほとんどの子が通わなくては 受からないような受験システムではないこと ここから考え直してほしいなあ そりゃーここまで育っちゃった日本の学習塾を つぶすわけにはいかないだろうけど 受験のテクニックを教えるより もっと 自分で「考える力」を培うことのほうが きっと 大事なんじゃないかと たとえば理科が大好きな子に 思う存分理科目に集中できる環境を作ってあげることも 必要なんじゃないかと 家族総出で くらげを取る様な家庭のほうが 子どもたちに 人生の大事なものを教えてあげられるんじゃないかと ノーベル化学賞 下村脩さん まあ 受験期の子を持つ母としても 色々考えちゃうわけです うちの 頑固な宿さんの方針で 我が家は塾に通わせてもらえない子達が育っているわけですが (取柄は 毎日賑やかに晩御飯が食べれることくらいだけど) のちに塾で講師のアルバイトをしたことのあるノヒツジに 「塾ってどうよ?」って聞いたところ 「やっぱ いらない」 と答えておりましたよ。 さ~て、30年後に 日本人のノーベル賞受賞者は生まれるのでしょーか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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