テーマ:今日のこと★☆(106238)
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優先席にとっても素敵なおばあちゃまが座っていました。 年のころは70代後半かな。 白髪で きりっとしたレモン色のスーツを着こなし 背筋はすっと伸びていて 少しフリルのついた白いブラウス 足元は なんとスニーカー 歩きやすく、転びにくいということなのでしょう。 4人がけの席ですが あとの3人はどうみても20代 ひょっとしたらお体の不自由な方なのかもしれませんが・・・ そこに 杖をついて大きなリュックをもった やはり70代くらいのおばあちゃんが乗ってきました 3人の若者 いっせいに寝る でも レモン色のおばあちゃま 若者たちを一瞥もせず まるで 当たり前のようにすっくと立ち 「どうぞ 座ってください」と リュックおばあちゃまは 「いえいえ、大丈夫ですから」と でも「少しでも座ってください」と勧めるレモンおばあちゃまの笑顔に 「では・・・」と 座られました。 その様子を となりの20代寝た振りお嬢ちゃんが 薄目を開けてみています 結局最後まで寝た振りを決め込んで 終点新宿ちかくなると お化粧を直し すたすたと降りていきました。 かつて 「恥のために命を捨つ」国であった日本 どこにいっちゃったのかなあ この前 外国人が 「ここが変だぞ日本人」の番組で 「電車のドアが開いたとたんに空席めざして走っていくのが 恥ずかしい」 といっていたけど それを聞いている私が恥ずかしい・・・ 確かに電車に乗ると 目は空席を探しているぞ 誰かが見ているとか 他人に対して恥ずかしいとか そういうことではなくて ちょっとだけでもいいから 「よくやったね!」って 自分をほめてあげられる自分になるって言うか なんか そういう 真正面からお天道様を向いているひまわりっていうか 自分を好きになれる生き方っていうか ほんのちょっとのことなのよね その積み重ねで レモンおばあちゃまみたいになれるのなら 私もガンバロっと! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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