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2010.05.20
カテゴリ：旅行
 遅れてきた春が美しい野山を背に少し下ると そこには 会津戦争当時、藩主の松平容保が陣を張って指揮をとったと いわれる 旧滝沢本陣跡があります。  観光客でいっぱいの飯盛山のすぐ下でありながら ひっそりとたたずむ本陣跡は 容保の無念がにじむようで しばし 無人のお庭で宿さんとほんの160年ほど前に 思いをはせておりますと すぐ脇になにやら 但し書きが・・・  「藩主ご使用の雪隠」 雪隠とは・・・・そう 厠とも トイレとも 化粧室ともいいますな もったいなくも 藩主容保の使われた やんごとなき おトイレでごじゃった。 むふ～と、トイレ小僧のワタクシも心惹かれ しばし 鑑賞 こんなことでなんですが、 松平容保殿が 実在の人間として 歴史本のなかから３Dさながら 飛び出してきて 「その無念、ワタクシめ、しかと受け止めましたぞ！」と 雪隠に向かい語ったのでありました。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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