テーマ:夏の旅行(136)
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スコットランドでウィスキーを学び 日本に初めての蒸留所を作った竹鶴政孝さん 彼のニッカ蒸留所をたずねます 竹鶴さんは1894年 造り酒屋の3男坊として生まれました この時代には珍しくお兄様たちが酒屋を継がないということで 竹鶴さんは運命に導かれるようにお酒の道に入っていきます 今の大阪大学にあった醸造科に進むと 洋酒を学び なんと 日本の大手洋酒メーカーに入社されるのです この時代 もちろんウィスキーは日本では作られていない 中世アルコールに甘味料や香料を加えた 言ってみれば「なんちゃってウィスキー」が主流だったのだとか そこでここの社長からスコットランド行きを進められるのです 彼は あの懐かしいグラスゴー大学で学びました そこからハイランドでウィスキーを学ぶ道が拓けていきます このとき 同級生から 「遊びに来ないか」と言われ 尋ねて行きます そこには 生涯の伴侶 スコットランド人のリタさんとの出会いが待っていました 1919年のクリスマス リタさんの家に招かれた竹鶴さん スコットランドのクリスマスプディングをいただきました この中には6ペンス銀貨と指抜きを入れて占う習慣があり それを当てた男女は将来結婚をするであろうといういわれがあるのだとか まさしく竹鶴さんのプディングには6ペンス リタさんのプディングには指抜きが入っていたのだそうです そして 周囲の大反対を乗り越えて 竹鶴さんはリタさんと結婚し 2人は「日本に蒸留所を!」という夢だけを持って帰国します リタさんは 着物を着て日本髪を結い 和食を作り 献身的に竹鶴さんを支えました。 二人が暮らした家はいま 蒸留所ないに移築され、見学することができます。 日本に渡り30年後、 リタさんの妹さんが訪ねてきたことがあったそうな その時リタさんは 「もう私は英語がへたになりました」と そう リタさんは 日本に嫁いでいらい 一度もスコットランドの地を踏むことなく 竹鶴さんに添い遂げられたのでした 蒸留所のすぐ近くの墓地に お二人のお墓を見つけました 蒸留所が眼下に見渡せる美しい場所で仲良く眠っています このリタさんの生家のある町の博物館にも リタさんの資料が展示されているんですよ さて 尋ねた ニッカウヰスキー 余市蒸留所 見学無料です♪ しかも試飲できますよ♪ 入口の前の道路は「リタロード」見てきてくださいね 静かで素敵な歴史を刻むところです~ さて 竹鶴さんのお墓の墓所に なんと 会津藩士のお墓が!! ここまで戦って逃げてきたのかと思うと 涙・・涙・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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