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卑劣で残忍で、絶対にあってはならない事件がおきて 胸が痛い もし これが欧米で起きていたら 実は犯人だけではなく 両親も罪に問われかねないこともある 子供に対する考え方が根っこから違うと思ったのは Edinburghでマースケを小学校に入れたとき。 イギリスの小学校は 6年生まで親が送迎する義務がある さすがに6年生になると 一人で自転車(これも奨励されている)で来る子が多いが、 4,5年生くらいまでは送迎している親が多い だから 日本に来たイギリス人が 一人で大きなランドセルを背負って とぼとぼと歩いている1年生をみると 「なにかあったのか?」と驚くそうだ まして 夜の10時過ぎに 塾から一人で帰宅する小学生なんて 「あんびりーばぼー」だろう お留守番も同じ 10歳までは一人でお留守番をさせてはいけない 11歳、12歳は一人で留守番はしてもよいが、下の兄弟の面倒を見てはいけない つまりベビーシッターをさせてはいかん!ということ 13歳過ぎて初めて 兄弟でおいてでかけてもよいぞ、という決まりがある もし留守中に何かあったら両親は逮捕される 以前、これはアメリカだったと思うけど 日本人の夫婦が8歳の子供を寝かしつけて 映画に出かけた留守中に その子がマンションのベランダから落ちて亡くなり 両親が逮捕されるという事態となった 日本なら8歳になれば 「お留守番ができて当たり前」だろう 留守番させることについては 欧米とは全く逆で 小さい子ほど 「えらいねー」と言われる 初めてのお使い、なんて番組があるくらいだからね 一人で何でもできる ということは 一人で大丈夫、ということではない 欧米では 小さい子供を一人にしない、が 13歳を過ぎると、とことん一人でなんでもやらせる 免許だって16歳から取れるし 中学生からある職業体験も 自分で探して自分でレターを書いて 2週間、しっかり働く かおっとは図書館で仕事をしたけど 私が手伝いことは何一つなかった。 自立するべき時 その判断基準が違うのかもしれない 我が家は イギリス式を採用 10歳までは一人で留守番をさせなかった よく 「甘いよ」と言われるが もし 一人で留守番中に大地震が来たら 近隣から火災になったら 泥棒が侵入したら 常に最悪の事態を考える まあ、怖がりなわけよ、私。 PTAに携わった時 1泊研修旅行とやらに 「子供を置いて母親が出かけられません」と言ったら 母親落第であるかのように言われましたけど~ 日本古来の、ちゅーか 独特の、 母親像、子供像が今も厳然と根っこにあったりする 私が小さい頃は 家に鍵なんてかけたことなかったが 今はそんな危ないことはできない 時代は変化しているわけだから 子供を守る、という意識も 文化を超えてかえていかなくてはいけない時がきているんじゃないかな なんて思う今日この頃。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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