テーマ:ニュース(100167)
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大好きだったズームインが終わっちゃって、しかたな~く見ていたところ 今朝の特集に感動しました 岩手県釜石市 3月11日、あの大災害の時 一人の被害者も出さなかった小学校、中学校がありました そのニュースは確かに見ていた でも実際何があったのか 今朝初めて知りました 岩手県釜石東中学校 鵜住居小学校 この二つの学校は海辺のそばに寄り添って立っています 3階の窓に車が突っ込んだままになっている校舎、 覚えていませんか? あの中学校です この地域、学校の防災対策を指導していたのが 群馬大学大学院の片田教授 先生は徹底して子供たちに3つの事を教えていました 1、想定を信じるな 町のハザードマップを見たとき 子供たちが歓声を上げたのだそうです それは自分たちの小学校、中学校が入っていなかったから 「これではまずい」と先生は思いました そこで ハザードマップを信じるな 想定を信じてはいけない! と、子供たちに教えました。 実際どうだったか 大地震が起きた後 中学の先生は放送をしようと思ったが停電でマイクが使えない ふと外を見るとすでに中学生たちは自主的に高台に向かって走り出していた その時の中学生 「逃げるぞ~~~」と大声で小学校に声をかける 小学校の先生は子供たちを3階に避難させていたが 中学生の避難を見て決意 小学生も避難を始める 中学生は小さい低学年の子供たちの手を引いて避難する訓練がされていたそうです 2、最善を尽くせ 小学生とともに避難所となっている高台についてみると 地震によって崖が崩れかけていた そこで中学生は 「もっと上にあがるぞ!!!」 と、さらに上を目指して走っていきます 走りながら保育園児を何人も抱えている保母さんを助けて園児を抱きかかえ 沿道の家々に声をかけて避難を促し 車いすを押し 中学生たちは走っていくのです 実際に最初の避難所ですら3メートルの波にのまれていました そこにとどまっていたら助からなかったと 3、率先避難者たれ 津波の大きさがどうであろうが まず自分たちが率先して避難を始める 動き出す、 そのことで周囲に警告を与えることができる 村民の皆さんは 「中学生が避難している!っていうことで これは大変と思って非難した」と 最初ニュースで見たときは 先生が誘導されたとばかり思っていました それでもすごいなあと思っていたのですが なんとなんと 中学生が自ら行動したということ これはすごい! 教育の力 命を救ったのは 「自分が最善と思うことを率先して行動で示す」ということなのでしょう 決して危険な地域に限ったことではなく この3つの指針は 普段から私たちの生活にも 心掛けていく大事な教えが あると思います あっぱれ!! 釜石東の中学生!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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