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Edinburghの雲

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2012.10.27
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前々から見たかった映画「長州ファイブ」をようやくゲット

宿さんと一緒にDVDで見ました。


ポイント5倍!!【中古】【DVD】【レンタル版】長州ファイブ

長州ファイブとは

幕末に長州藩がイギリスに密航させた5人の藩士のこと

そのメンバーがすごい

のちの伊藤博文、井上馨、井上勝、遠藤謹助、山尾庸三

日本の政治から紙幣まで近代化を担った5人です

その中でも克明に描かれていくのが松田龍平が演じる山尾庸三

驚いたのは

前回書いた「吉田虎次郎」こと吉田松陰の初の伝記を書いた
Stevenson

そう、宝島の作者ですが、
彼に吉田松陰を語ったのが
この山尾でした

山尾は造船技術を学ぶために
Glasgowに行き、修行をしながら勉強に励んでいました

おそらくその時にStevensonとの出会いがあったのでしょう

Scotlandに見たこともない極東からきた日本人がいる、
ときいたスティーブンソンが
会いに行ったのかもしれませんね

そして更に面白いことは

この山尾がのちに日本に帰国後

日本の近代化のための人材を育成すべく

東京工学校、のちの東京大学を創立します。

そして初代校長として迎えたのが

Scotland人のヘンリー・ダイヤーでした。

これもやはり山尾がGlasgow時代に結んだ友好の結晶だったのでしょう

一つ一つの史実をつなぐ
見えない糸が

ふわ~っと浮き出てくるような

不思議なワクワクを感じて嬉しくなりました。

それにしても

この長州ファイブ

船に乗り込んだ時に英語を話せたのはたった一人 のちに外務大臣になる
井上勝だけ。

あとの4人は船がロンドンにつくまでの数カ月の間で英語を学ぶのですが

ロンドンではほぼ英語を理解していたようです


恐るべし! 幕末の若者。






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最終更新日  2012.10.27 21:55:41
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