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カテゴリ:日々想々
みなさま こんにちわん。 今日はスーパーいいお天気でした。 風はまだ少し冷たかったけれど 陽射しがキラキラと。 さて、 コチラは キリスト教でいうイースタ(復活祭)であります。 息子が通うイギリスの学校も イースタに合わせて ま いわゆる春休みに入ります。 春休みというと 日本ならば 毎年 決まった時期に春休みがあるのですが コチラは イースタの日程に合わせて 毎年 ちょとずつその時期が変わります。 今年は 少し遅めの4月半ばからのお休みとなり。 そのイースタホリデーを前に 先日、息子の学校で なんちゅうか 修了式?のようなイベントがありました。 9月の新学期から今まで 学科毎に 良い成績や進歩を見せた生徒を表彰するイベントです。 日本の終業式とは ちょっとイメージが異なります。 良い成績を納めた生徒を 個人的に表彰したりする というセレモニーを初めて見たときは 正直 驚いたわたし。 日本の学校では まずないことだからです。 日本は何でも「みんなでがんばろう!」が好き。 一人の成果は「みんなのおかげ」であり 何か成し遂げても それは「自分が頑張ったから」というその前に 「みなさんのお陰で」というのを まず 表に出さないと いけない。 そんなことが当たり前と思って生きてきた「日本人」の私にとって 選ばれた子供だけが 表彰される 修了式や スポーツができる子供だけが参加できる 運動会 というのに慣れるまでに 大層時間がかかりました。 (運動が苦手な子は、なので 運動会はもっぱら応援だけのために参加します) 最初は違和感があった イギリス式教育ですが 慣れてしまえば 反対に 「みんなで頑張ろう」とか 修了式(卒業式)の涙 とか 根性とか 日本のお得意な ノリが こそばゆくなってきてしまいました。 小学生の頃から 中学生の頃から 高校生の頃から 出来る者、そうでない者を サラリと淡々と分けていくイギリス式のやり方は 時に「キツいなあ」と 思うものの 反面 これから 待ち受けている 厳しい大人の社会を きっちり*予習*させているようで いっそ 分かり易くてイイかも と思えるようになりました。 過剰な優しさや 曖昧な愛情は 大人になった時に あまり役に立つとは思えない。 の かも。と。 みなさんは どう思いますか? 日本は 優しそうで、実はけっこう中途半端な愛情に満ちた国。 と言うのは あきませんか? 「出る杭は打たれる」という ことばがあります。 ならば ヨーロッパは、 「出ない杭は 忘れさられる」という 実感があります。 てなわけで。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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