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カテゴリ:日々のぼやき。
みなさま こんにちわん。 オランダの秋が しっとりと深まっています。 雨が降ったり止んだり、晴れたり曇ったり 風が吹いたり止んだり、 ...........忙しい秋の空です。 前回、車のお話を書かせていただいたんですけれど、 その続きを書こうと思っていた矢先の昨日の話を書く事に。(ややこしい。) 久しぶりに予定のない日曜日。 朝晩は暖房が欲しいくらいの季節になったというのに オシャレに全く感心がない(というか、どうやっていいのかワカラナイ)オットは その日も 夏の白いコットンパンツをはいていました。 「うへー。見ているだけでも寒々しいよう。秋冬用のズボンをハキマセンカ」と 私。 「いえ、ダイジョウブです。ワタシは寒くアリマセン」と、オット。 「いやいや、そういう問題ではなくて.......」と その後、日本の習慣である「衣替え」の説明をしたわけですが どうも、今イチ理解していない様子のオット。 確かに、おしなべて欧州の人々は(ま、日本でも最近は) たとえ10月であろうとも ええ陽気で暖かい日であれば 夏の洋服を平気で着るし、 寒かったら、真夏でも平気でダウンジャケット着たりします。 ブーツも履けば、ビーサンも履くし。 要は 自分が今着たいものを着る。それが常識。 一方日本は、といえば 暦に合わせて 着るものの素材や色目や なんやかやと気を使うのが 大人の常識。 一見、今どき何ともめんどくさい習慣のようにも思えますが、 季節の移り変わりを、暮らしに映して衣を纏う日本人の なんと美しい暮らしぶりなんでしょう。 実際、 そろそろ寒なってきたなーと思う日に 目の前で 「見た目も涼しい」夏物ズボンを履いて目の前をウロウロされると 何か言いたくもなるもので。。 というわけで、 いっそ、今日は秋物ズボンを買いに行こう、ということに。 ていうか、そのココロは、 (ワタシ、ハゲシク冬物の新しいブーツが欲しいなり。ニカッ) ちゃっちゃとオットの秋冬物の新しいズボン(スリムフイットで若づくり)を買い、 靴屋さんへと急ぎました(はよせんと、日曜日は開店時間が短いのである) 欲しいブーツを物色し、お好みの物を見つけて 店員さんに聞きました。 「これの小さいサイズはありますか」 と、彼女 手に取ったブーツを見るなり 「ありません。これがラスト ワン。」 と、調べもせずにこう一言。 「あー、そうですか。それは残念」と 返したものの (まだシーズン始まったばかりなのに、バーゲンでもあるまいし、そんなに早くなくなるものだろうか?) と 疑念がフツフツと沸き上がってきます。 彼女の言葉を信じようと思う一方で、 「ここは、オランダ。しかも、彼女はやる気がない模様」と 長年の オランダ暮らしの「勘」ちゅうのが動き出しました。 .........負ケルモンカ。 で、ダメもとで別の店員さんに さも初めてのような顔をして同じ事をたずねたところ。。 「分かりました。ちょっと在庫を探してみます」と スバラシイお返事。 そしたら、アータ。あるわあるわ。 サイズはもとより、色違いから、ヒールの形状が少し違うバージョンまで 出るわ出るわ。どやさ、どやさ。 ...............なんじゃ あのオンナ(=最初の店員)。 何を持ってして「ラスト ワン」と言えたのか? 説明して欲しいくらいのゾンザイな客あしらい。 いやあ。聞いて良かった。 オランダの店員さんは、一昔前のドイツに比べるとまだマシとは思っていたけれど まだまだ、なんだなーと思った次第。 日本では考えられないコトですが、 お客だから、って大きな顔していられないのが海外お買い物事情なんであります。 ま、そんなわけで、 オランダで靴を買うのは、サイズが揃うこの季節がオススメ。 私も、おかげさまで 好きな一足を買うことができました。 ...................違う店で買ったけど。(どやさ) てなわけで。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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