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カテゴリ:日々のぼやき。
みなさま こんにちわん。 今日のオランダは ほこほこと暖かい。 日だまりにいると 眠くなるような陽気でした。(すぐに終わった) 今週は木曜日まで ベルリンに。 ベルリンもタイミングよろしく毎日お天気に恵まれて 外歩きを楽しむことができました。 でも、風は冷たく 外を歩くと つい手がポケットに。 さて、そのベルリン。 息子がまだ2歳の頃、 オットの仕事の関係で ひと月だけ滞在したことがあるものの もうすっかり記憶の彼方。 何をどうして過ごしていたのか 何を見て見ていないのか......さっぱり。 覚えているのは、 買い物に出かけた帰り道 息子が急にぐずりだして、大泣きしだして歩かなくなったこと。 折しも雨が降ってくるわ、濡れるわ、荷物は重いわ、ベビーカーはその日に限って持って来てないわ 人はジロジロ見るわ、抱っこしても大泣きするわ、息子は重いわ、化粧は取れるわ、。。。 こっちが泣きたくなりながら びしょ濡れになってアパートに戻った日のこと。..... くらい。 あの日も しみじみと寒かった。 あれから何年。。 その息子も (ゆるゆるぬくぬくと大きくなって) 15歳。 彼も 一応 半分 ドイツ人であるからして ここらでちゃんと ベルリンを自分の目で見て感じておくのもいいのでは、 という事で (実は 私がもう一度アソビに行きたかった。ははは) お出かけすることにしました。 前回のときも確かそうだったのだけれど ベルリンの空の下にいると 何だか気持が「近代史」へと向かいます。 第一次、第二次世界大戦の時、 ドイツで、何が起こったのか、誰が何をしたのか。いろいろ。 歴史の舞台となったところでは その街角の至るところで パネルや写真が展示されて ふと立ち止まって目を停めることになります。 ベルリンの壁の後も残されて 普通に*またげる*平和を感じることもしばしば。 「ああ、ここであの頃こんな事があったのだ」とか 「この人が当時の軍事政権の首脳陣だったのか」とか 「ああ、ここでこの壁を乗り越えたんだ」とか 今の時代に直接的に繋がっている「近代史」、は いろんな意味で興味深いものがあります。 日本では 近代史は いつも3学期のバタバタな時期に習うので 記憶はいつも曖昧。 それが、国の狙いだったのかもしれないけれど 要するに 全然 ちゃんと 習っていない。 何がどうしてどうなって、何がよくて良くなかったのか、とか 先生はきっちり教えてくれませんでした。 日本の歴史教育は 何でいつも 石器時代から始まるのでしょう? 弥生時代も戦国時代も大切だけど、やっぱり最初に「近代史」に時間をとって教えた方が 次の未来に生かせるような気がします。 日本人が外交に弱いと言われるところも アジア近隣諸国といろいろ問題山積みなのも 元は、案外こんな「曖昧教育」がじわじわと影響しているのかも。 自分で勉強すればいい話、という問題ではなく、 ここは やっぱり国として きっちり若い人に 教育しておかねばならないお勉強なんでは と 思うのです。 初めてベルリンを訪れたときも 確か 私は同じことを感じて そう思ったんだ。ということを 改めて 思い出しました。 このたびのベルリンの秋の空は きっちりと青く 澄んでいて たくさんの観光客が「壁」をバックにピース写真を撮っていました。 なんか、なあ〜。 ...................平和だの。 ついでにいえば ハロウイン。これってアメリカの「宗教的民間行事」なんですよね? なんで 日本でぎゃあぎゃあとお祭り騒ぎするのデスカ? 仮装願望が爆発している皆さん。子供はまだしも、大人まで。。。 意味はき違え「とにかく騒ごうアメリカ式行事」は、サンタ姿のクリスマスだけでもう十分。 日本には「お彼岸」があるではナイデスカ。皆の衆。 ココロ静かにご先祖様に手を合わせる、日本人らしい暮らしの歳時記。 まあ、最近はオランダでも 何やら騒がしくなってきましたけれども。 (商業戦略にのせられて。。) てなわけで。 まとまりもなく失礼しました。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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