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カテゴリ:日々のぼやき。
みなさま こんにちわん。 午後から日が差して春らしい空が広がりました。 今週はずっとぐずついたお天気で、冷え冷え。 長く青い空を見ていなかったような気がします。 さて、 先日、また飛行機事故が起きてしまいました。 なんということでしょう。 年に何度も飛行機を利用する身として、こんな怖くて悲しいことはありません。 今回の事故は、 ドイツの会社ということで、 バルセロナからデュッセルドルフということで、 何人かのお友達が心配してメールもくれました。 どんな事故も怖いですが、 行ったことのある地名だったり、 ひょっとしたら乗ることもあり得るような 便だと なんとなく ココロがざわつきます。 スペインやドイツではたくさんの方が亡くなって それは大きなニュースになっているのだけれど 日本とは根本的にその「報道のあり方」が違うのを 今更ながら気付かされます。 欧州では、(知る限り)事故や事件で犠牲になった方がいても 決して マスメディアで個人の名前などは出しません。 ましてや、 家族の涙も出さないし、マイクを向けることもないし、 家に行ったり、周りの人間を取材したりすることも、ない。 今回、不運にも日本人の方も2名、犠牲になられたのですが、 さっそく ある日本の新聞のサイトでは その方の名前や職業や生い立ちなんかまで出てました。 「またか」と 思った私。 日本のメディアは、何かあると その犠牲になられた「個人/故人」の名前を公表し さらには その友達とか同僚とか 周りの知った人のコメントを寄せたりしています。 記事はまことしやかに「丁寧」で、 悪く書いてあるわけではないけれど いかにも「お気の毒です」という空気を出してはいるけれど そこに、 なんていうか、メディアの「図々しさ」と「覗き見的悪趣味」と「思い上がり」 を感じてしまいます。 「悲しんでいる人たちを見てみたい」という 人間のちょっとした心の闇。 私が犠牲者の家族だったら、もちろん「ほっといてほしい」。 名前も出さないでほしい。家にも来ないでほしい。 本当の家族や知人、友人ならば わざわざ大きなニュースで出してもらわなくとも 遅かれ早かれその悲報は届くものだからです。 ほんとに、つくづく思う。 日本のマスコミって何なんだろう。 本当に知らせて欲しい「真実」は、ちっとも教えてくれないくせに、 弱い一般人には食いついて、「報道の自由」を盾にして どうでもいいこと垂れ流す。 言い過ぎですか? ま、こんなところで吠えてみたところで、 何も変わらないのがちょっと虚しいけれど、 ちょっと書きたくなりました。 先月もドイツに行ったんだなあ〜。 おしまーい。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 27, 2015 11:39:31 PM
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