オランダから普通の暮らしつづり。

みなさま　こんにちわん。



日に日に日が（日本語はむつかしいのぅ）短くなってきているのを感じます。

朝がくらいのがツライ。



さて、

季節が秋に向かってずんずん進んでいくと　晴れた日が実に貴重になってきます。
お家にいるのがもったいないと　気が急きます。
と、そんなわけで先日のとある晴れた日。

オットと　お昼飯を食べに街まで出かけました。


最近は、センターはもちろん
昔ながらの商店街あたりでも　路上駐車が軒並み有料になって　厳しくなってきました。
しかし　払わないと駐禁見張りのおっさんがすぐにやってくるので　いけません。
（こういうのは仕事が早いんだ）

我々が出かけた通りもどこもかしこも「有料」のサイン。

お金を払おうと　パーキングチケットのスタンドを探すも　今どきの皆さんは
スマホにアプリをダウンロードして　お手元でぴぴぴと入力して　ぴぴぴと　支払うようで

そもそも支払いの機械が　なかなか見つからない。

我々はしかし　そない　路上駐車を使うこともないことから　アプリをスマホに入れていないので

機械で入力して払わねばならないのだけれど、やっと見つけた機械が　

やっぱり　

こういう時に限って

あーた

「壊れている」。（こういうことホンマに多い）

入力ボタンが壊れていて、C と押しても　A が　表示されるというような具合。

ああ、もうかなんなー。別の機械はどこかいな、、、と　目をこらすと
はるか向こうにポツンと一台。。どよ〜ん。


足とか悪いお年寄りとか、デジタルについていけない人（私か？）とか
意味がワカラナイ外国人観光客とか　


一体どうするのでしょうか？


そもそも。


オランダの「なんでもデジタル化」でやってまえ的スピードは
びっくりするくらい早い。
銀行もすべてオンライン。　（日本はいまだに　窓口営業。得意先も走り回っています。）
買い物もオンライン。お店に行っても商品品薄。オンラインで買ってと店員に言われる始末。
支払いもネットで。（日本はまだまだ現金大事。財布売れてます！）
病院もオンライン予約。オンライン診察（これ最悪）
市役所に行くのもオンライン予約。（日本はいまだに窓口接客。ハンコ大切。）

いやはや、もうあーた。

「ついてこれない人は置いていきます」ってな空気が充満しています。

コロナでさらに拍車がかかった気さえします。



この国で　快適に暮らしていくには　スマホや　PC をどれだけ使いこなせるかに
かかっているのですね。


向かいのじいちゃん、となりの老夫婦だって、見た目はすっかりお年寄りだけど
案外　家の中では　ラップトップ　ガン見して　デジタルライフエンジョイしているのでしょう。

すごいなあ。

と、そんな調子で　日本に帰ると　これまた　あーた。。

デジタル化が遅々として進まない時代遅れ加減に　逆カルチャーショックを受けるのです。

毎度　実家にたまった山ほどのお知らせ「手紙」や「DM」や、
役所や銀行で「ハンコお願いします」というのを聞くと　気が遠くなりそうです。




どっちもどっちだなー。




この方の首にもチップが入ってます。ある意味デジタル管理。






いつもありがとう。
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