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カテゴリ:日々のぼやき。
日本は ゴールデンウィーク なんですね♪ 五月晴れの空の下、鯉のぼりが泳いで、ああニッポンの正しい風景。 さて、昨日は 長らく引きこもってばかりいたので、ちょっくら 町のマーケットでも覗きに行こかいな、ちゅうわけで 午後から出かけることにした。 野菜も果物も、スーパーとは違って見るからに新鮮。(安いのかどうかはわからないけど) ぶっといダイコンに心うばわれたのだけれど、あまりの重さに断念。 お花屋さんでは、色とりどりの春の花が ぎゅうぎゅうに並んでいてまさに「お花目」。 いやはや、ええやん。マーケット。 と、そんなこんなで時間は流れ、感覚的に午後4時半まわったくらいか、な。の気持ちだったので、 最後に、ちょっと好きな雑貨とか服とかを売っている店に立ち寄ろうとしたそのとき。 掃除機を持ったおばはんが、キッツイ声で私にこう言い放ったのだ。 「5時に閉店やで!」と。 私は一瞬、足がすくんで 返す言葉もなく オロオロしてしまった。 店の奥にいた女主人も、大きな声に驚いたようで私の方を見た。いつもニコニコ顔でお愛想してくれる女主人なのに、あの時は、「わたし、しらんけんね」というような他人顔。 と、時を同じくしてオランダ人風の女性がまたまた店に入ろうとしたのだけど、入り口でオロオロする私におろおろして、立ち止まったのだが、おばはんは、オランダ語で何やら話をしている。 私とは態度ちゃうんちゃう?と 思ったのはひがみすぎだろうか。 私は経験から、 オランダに限らず、ドイツでも、閉店間際の店舗には、一種*殺気さえ漂っているのを知っている。 5時閉店なら、4時半過ぎるとキッチリ時間に帰りたい店員が、掃除を始める、お客を無視し始める、シャッターやドアを半分閉め始める。日本なら、5時に閉店してから、片付けを始めるのが常だけれど、欧州にそういう習慣は、ない。 とっとと帰れ。である。 知っている。知っている。わかっている。 けれど、昨日のように 客に対してあんなものの言い方をするその神経は どう考えても理解できない。 どうなっているんだ、、、ここは。 その後、オロオロから立ち直った私は、すぐに踵を返して元の道にもどった。外で待っていたオットが不思議な顔して「どうして入らないのか。まだ、5時まで時間はあるのに」と言った。 彼はドイツ人なので、こんな状況でオロオロしたりはしない。 しかし私は、あんな言い方されてまで入る勇気は、ない。 『閉店5時なら4時と思え。』 改めて学んだ欧州暮らしの基本である。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ おつかれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 2, 2022 04:50:34 AM
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