恋人
結婚ってなんだろうね。もしかして、ずっと恋人のままでいるほうが、幸せなのかもしれないね。結婚して、同じ屋根の下にいるうちに、新鮮じゃなくなってきちゃって、なーなーになってきちゃって、わがままを押し通すようになってきちゃって、相手の望む事をかなえてあげたい、喜ばせてあげたいとか、そういう感覚が、どんどん、鈍くなってきちゃって、悲しんでいようが、怒っていようが、参っていようが、気が付いても、面倒で、見てみぬ不利とか、しちゃうように、なってしまったりする。いつでも一番に、見ていて欲しい気持ちは、恋人のときから、変わらぬままなのに、男という生き物は、釣った魚にえさをやらない生き物で、運悪く、旦那が、そういうタイプの男だった場合、悲しい寂しいむなしい気持ちで、一杯になってしまうのです。欲張りに、本当が思っていて、欲張りで大変なのに、私は、いい子のふりして、内にためて我慢しちゃうんです。そんな、不健康な関係になりたいがために、結婚したんじゃない。なんでもいいたい、話合いたい。言えばいいのでしょう。もめてもなんでも、言えばいいのでしょう。家庭という箱の中で、険悪になることへの、恐怖を抱いた私は、負け犬なんでしょう。強くあることは、大事なんですよね。いつから、こんなに気を使い、遠慮をして、傷つけられた私なのに、遠慮して、配慮して、そうしてまでも、時に悲しくて、涙して、それをぶつける事も、怖くて出来ないなんて、悲しい関係だと思いませんか?私は100%満たされたいんです。ただ、私のことを見て、触れて、喜ばせてほしいんです。隠さないで、包み隠さず、全部出してほしいんです。好きだと、愛してると、目に見えるもので、伝えて欲しいんです。そうじゃないと、私は飛んでいって、空高く上空で破裂します。