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カテゴリ:国内旅行
昨日のつづきです。 玉造温泉を出て スサノオのオロチ退治の伝説 がある 斐伊川 を渡り 一路、世界遺産・石見銀山 へ。 ここで又、龍源寺間歩まで歩くコース と 世界遺産センター見学コース のどちらかをチョイス。 女性軍は、全員歩くコースを選びました。 間歩(まぶ)まで片道2.3キロ、往復で1時間半かかります。 お天気に恵まれて、初夏のような陽気の中 ガイドさんの説明を聞きながら 元気に楽しく歩きました。 木陰に入ると風が心地ちよく 小鳥たちのさえずりの中 森林浴をしながらオゾンをいっぱい浴びました。 龍源寺間歩の入り口 最盛期は、世界の3分の1の銀が石見銀山で採れたそうです。 徳川家康が、関ヶ原の戦い後 真っ先に手に入れたのが、この銀山。 又、 ポルトガル人が日本にやって来て鉄砲やキリスト教を広めましたが、 この銀を手に入れるのも目的のひとつだったそうです。 ヘビノネゴザ 入り口に生えていたのですが このシダが鉱山を見つける目印だそうです。 間歩(まぶ) 中に入ると、ひんやりとしていて それまで歩いて汗ばんでいたので、 気持ちがよかったです^^ 間歩とは、銀採掘のために掘られた坑道 のこと。 ここから左右に枝分かれしていて 人ひとりが寝そべってしか入れないような間歩 竹を組んで作った梯子を使って高い所に登る間歩など 大小さまざまな間歩が100以上あるそうです。 間歩の出口 石見銀山は、なぜ世界遺産に認められたのでしょうか? 理由のひとつ は、 鉛のエコ利用により公害を出さなかった事だそうです。 つまり、銀鉱石から銀を取り出すのに 鉛を溶剤として使っていたのですが その鉛を放棄しないで再利用していたので 鉛による汚染がなかったのです。 実際、小川には魚が沢山泳いでいました。 観光バスの停留所から間歩までの間には 当時の建物跡や神社、現役の木造小学校等、見所が色々あって 当時の様子が思い描かれます。 遊歩道には、季節の花々が咲き、 木々に癒され、思いっきり森林浴をしながら 健康的な観光が出来ました(*^^)v 石見銀山は ガイドさんの説明を聞きながら歩いて行くのがお勧めです。 坑道だけを見学すると、な~んだって思いますから… その後、出雲大社 へ 今度も又、出雲大社 か、古代出雲歴史博物館 の どちらかを選びます。 出雲大社へは行った事があるので 新しく出来た博物館の方へ行きました。 宇豆柱(うづばしら) 常設展の入り口を入った所に展示されています。 以前行った時は、 出雲大社の境内に掘った穴の中にありました。 鎌倉時代前半に造営された本殿を 支えていた柱である可能性が極めて高いそうです。 出雲大社本殿模型 10世紀に、「雲太」ともよばれる高さ16丈(約48m)という 日本一高大な本殿があったという学説に基づく縮尺1/10の模型。 その他、古事記、風土記、銅剣、銅鉾など 沢山の展示品を見ながら 2000年前の古代出雲に思いを馳せました。 今回の旅行は、 同級生で島根在住のKさんのお世話 なしでは成り立ちませんでした。 旅行のプランニングからガイド役まで 負んぶに抱っこで、すっかりお世話になりました。 お陰さまで、駆け足だったけれど 現代から古代、中世に至る島根に少しだけ触れられて、 ちょっとアカデミックな楽しい旅行が出来ました。 Kさん、どうもありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 22, 2010 08:01:19 PM
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