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カテゴリ:国内旅行
今回の熊本・長崎旅行 先ず最初に、一番の目的だった ガーデニングワールドカップ 2010ナガサキです。 世界中で最も権威ある英国チェルシーフワラーショーを始め、 世界各国のフラワーショーイベントのメダリスト達が、 母国の名誉と威信を賭け、 最高峰のガーデニング技術を競い合う緑の祭典。 国内で初めての催しです。 今回のテーマは「平和」だそうです。 朝9時に、ホテル前のアクティビティーセンターで レンタサイクルを借りて行動開始。 第一会場のパレス ハウステンボスへ ゲートを潜って行くと… この催しを教えて下さった ブルーミントさんの出品作が お出迎えしてくれます。 小さな空間に ナチュラルガーデンを集約されていて センスの良さが伺えます。 裏側に廻ってみると… ほらっ!素敵でしょう(^_-)-☆ たとえ裏側でも 手抜きなんかされないんです。 ズラッと並んだ出店を横目で見て 最初にパレスへ… パレス・ハウステンボスの宮廷庭園 まるで、ヨーロッパのお庭を見る様です。 お庭の向こう側からパレスの建物を望んで。 ここは、みなさん気が付かないのでしょうね。 殆ど見物客はいませんでした。 なんて勿体ない! こんなに綺麗に管理されているのにねぇ。 第一会場は、 このパレスの前で開かれています。 パレスのお庭を見物して外に出たら タイミング良く 石原和幸さんのガーデンツアーがありました。 参加ガーデナー10人のお庭を巡って それにまつわるお話が聞けるのです。 なんてラッキーなんでしょう! ↑ 長崎平和賞に輝いたベン・ホイルの作品 「A Moment in Time」 彼は、長崎平和記念館へ行って以来 ず~っと考え込んでから このお庭を作られたそうです。 平和を作り出すたくさんの要素と時間を表現しているとか。 ↑ 写真が石原さん ↑ ジョンカレンの作品 「Pax et Bonum 平和と善」 彼はクリスチャン、古い教会のイメージです。 母国から石を取り寄せる予定だったのが間に合わず、 急きょ長崎の石を使って たった三日で、この石積みの建物を作られたそうです。 そうは見えませんよね。 ↑ ジョナサン・デンビーの作品 「フランクテイラー メモリアルピースガーデン」 彼は、ホテルのオーナーでお金持ち。 高価な胡蝶蘭だって 平気で戸外に飾るんです。 ↑ 石原和幸さんの作品 「Green poem」 流石日本人の作品! 作りたてのお庭ではなくて、 ず~っと昔からあったような、 とても自然な風景で、見ているだけで心が和みます。 石原さんは、苔をテーマにしたお庭で 3年連続チェルシーフラワーショーで 金賞を獲得されたそうです。 ↑ ベストデザインショーに輝いたニコ・ウィッシングの作品 「World peace start with inner」 ニコさんは、昨年のチェルシーフラワーショーで 銅賞だったので、凄く落ち込んでいたそうですが、 今回、金賞だったので、 「ニコはにこにこ」って 覚えたての日本語で大喜びされたとか。 写真では、全体像が分かりにくいので、 イラストもご覧下さいね。 計画の段階では芝生だった所が 苔に変わっています。 石原さん曰く、 「パクられた!」 ↑ ベストコントラクションに輝いたジム・フォガティの作品 「オーストラリアスタイルガーデン」 彼は、何時も最初に建物を作って その周りにお庭を作るのだそうです。 とてものん兵衛でお酒が大好き! この掘りごたつ式の机で お友達と楽しく過ごしたいというイメージです。 ↑ ベストインショーに輝いたアンディ・スタージョンの作品 「Reaching Out」 一番お金がかかった庭。 庭作りの予算は決められているのですが、 彼は、この大きな大理石を使いたかったので、 貯金を解約したそうです。 ↑ ディミトリ&マロの作品 「大地と空が出会う場所」 石原さん絶賛のお庭。 「流石フランス人、とてもお洒落です」と。 スイレンの池に写った空も 一体となってお庭を形成しています。 稲科の植物と紫の花とのコラボが 本当にお洒落です。 全体のイラストです。 ↑ ジェームス・トイリスの作品 「復活の庭」 日本の神話からヒントを得て 「天照大御神が世界へ光を復活させる為に、 どの様に天岩土から引き出させられたのか」 という事を表しています。 この池の下には、 とても深いドームがあって、 中央の穴から下に落ちる水の音を 本当は、もっと大きくしたかったのですが、 製作期間が足りなくて、 予定程は大きな音がしないそうです。 残念だったでしょうね。 ↑ アレックス&ロバートの作品 「荒廃から From Ruins」 これだけ写真を撮り忘れていたので、 HPから拝借しました。 彼は、この地球を表す球形の中に、 平和を願う子供たちのメッセージを たくさん吊り下げています。 これが、審査員の心を掴んだとか… 子供は強いですね^^ どの作品を取っても、 それぞれに平和へのメッセージが込められた 素晴らしい作品でした。 残念ながら、今日で終了したのですね。 9日間なんて、短か過ぎて勿体ないですよね。 明日は、第二会場をご案内します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 18, 2010 11:14:58 AM
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