|
カテゴリ:国内旅行
中辺路の4回目は、6月2日に参加しました。 梅雨入り前にと、 6月の催行日の中で、1番早い日を選んだのですが、 天気予報では、午後から下り坂。 心配しましたけれど、 何とか1日持ってくれたみたいで、 曇り空の下が結構歩きやすく、 今回は、結構きついルートでしたが、 何とか完歩出来ました。 出発地点は、小広王子 熊瀬川王子 毎回2グループに分けて歩くのですが、 今回は、健脚グループに入りました。 私の苦手な上り坂が多いと聞いていたにも拘らずです。 というのは、 この語り部さんの後に付いて行きたかったからなんです(^^ゞ 第1回目は、足の弱いグループに入ったのですが、 その時の女性の語り部さんの声が小さくて、 写真を撮っていて列の後ろになってしまうと、 全然聞こえなくて、 後から来る、この男性の語り部さんの大きな声が、 こちらまで響き渡っていたからなんです。 イチリンソウ 他にも、ニリンソウや、 花が3本も4本も出ていたものもありましたよ。 最初の急な上り坂を上がって、 ホッと一息ついたことろです。 流石、みんなは健脚揃い。 遅れないように必死で付いて歩きました。 途中、写真なんか撮る余裕なんてありません(-_-;) 下り坂は、ルンルン気分で歩きます。 この坂は、女坂と呼ばれていて、 日本最古の石畳が敷かれている所です。 仲人茶屋と呼ばれた茶屋跡を通って、 今度は、男坂 写真で見るよりは、ずっと急な坂道です。 語り部さんが大きな声で、 ろっこん しょうじょう(六根清浄) みんなは、その後で、 さ~んげ さんげ(さんげとは、懺悔のこと) 声を出して歩いたほうが、 力が出るそうです。 ろっこんしょうじょう さ~んげ さんげ ろっこんしょうじょう さ~んげ さんげ みんなの声が、山間に響き渡ります。 熊野古道は、修行の道。 決して物見遊山ではありません(苦笑) 岩神峠に着いて、ホッと一息。 又、杉木立の中を通って、 蛇形地蔵(じゃがたじぞう) 海藻の化石が蛇の鱗のように見えることから 「蛇形石」と名づけられ、 その平たい石を背にして祀られています。 湯川王子社 湯川氏の子孫は近年まで広い山林を有し、 豪族のような家風を保っていたそうです。 紀州の殿様が熊野詣をする時に泊まったのが 湯川家であったと言われています。 現在は廃村となり、墓だけが村を守っているのです。 ノーベル賞を貰われた湯川氏のご先祖は、 ここのご出身だそうですよ。 そして、ここから又急な上り坂になりました。 ろっこんしょうじょう さ~んげ さんげ ろっこんしょうじょう さ~んげ さんげ 三越峠関所 やっと三越峠です(@_@;) 熊野参詣者は、 ここから熊野の神域の核心へ踏み込んで行きます。 三越峠には、新しい休憩所&公衆トイレが。 太陽熱で賄っています。 少し下っていくと、 昨秋の豪雨の爪痕が、未だ残っていました。 こういう所が、20ヶ所以上もあるそうです。 熊野古道参拝者の道を優先的に補修して、 他の所は、後回しになっているのだとか。 道の分岐点には、 このような分かりやすい標識がたっています。 船玉神社 こんな山奥に、船の神様だなんて 不思議ですよね。 理由を聞いたのだけど、忘れました(^^ゞ 玉姫稲荷神社 船玉神社の隣にあって、船玉と夫婦神と言われています。 今度は、猪鼻王子跡へ行くのですが、 降りてから又登らなければならないので、 次の上り坂に備えて、 残って上から写真を撮りました(^^ゞ みなさん、頑張ってらっしゃいます。 そして、又急な登り坂です。 ろっこんしょうじょう さ~んげ さんげ ろっこんしょうじょう さ~んげ さんげ やっと頂上が見えてきました。 発心門王子 発心とは発菩提心(はつぼだいしん)の事。 「仏道に入り、仏智を証する志をおこす」という意味だそうです。 ここが今回の終点。 高低差の激しいルートを、 ごめんなさい。10キロの入力間違いです(^^ゞ 次回は、いよいよ熊野本宮大社まで歩きます。 次のルートは、殆どが平坦な道で、 添乗員さん曰く、 スキップコースだそうです。 帰りのトイレ休憩に立ち寄った淡路SAでは、 丁度10時だったので、 明石大橋のレインボーカラーが見られました。 いつも温かいコメントほんとうにありがとうございます。 みなさまのコメントを励みに、 ブログ更新を頑張っています(*^_^*) お帰り際に1クリックをお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 6, 2012 10:08:55 PM
[国内旅行] カテゴリの最新記事
|