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June 4, 2012
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カテゴリ:国内旅行
 



中辺路の4回目は、6月2日に参加しました。

梅雨入り前にと、

6月の催行日の中で、1番早い日を選んだのですが、

天気予報では、午後から下り坂。



心配しましたけれど、

何とか1日持ってくれたみたいで、

曇り空の下が結構歩きやすく、

今回は、結構きついルートでしたが、

何とか完歩出来ました。






2.jpg


出発地点は、小広王子



下矢印






3.jpg


熊瀬川王子



下矢印






4.jpg


毎回2グループに分けて歩くのですが、

今回は、健脚グループに入りました。

私の苦手な上り坂が多いと聞いていたにも拘らずです。



というのは、

この語り部さんの後に付いて行きたかったからなんです(^^ゞ



第1回目は、足の弱いグループに入ったのですが、

その時の女性の語り部さんの声が小さくて、

写真を撮っていて列の後ろになってしまうと、

全然聞こえなくて、

後から来る、この男性の語り部さんの大きな声が、

こちらまで響き渡っていたからなんです。






5.jpg


イチリンソウ



他にも、ニリンソウや、

花が3本も4本も出ていたものもありましたよ。






6.jpg


最初の急な上り坂を上がって、

ホッと一息ついたことろです。



流石、みんなは健脚揃い。

遅れないように必死で付いて歩きました。

途中、写真なんか撮る余裕なんてありません(-_-;)






7.jpg


下り坂は、ルンルン気分で歩きます。

この坂は、女坂と呼ばれていて、






8.jpg


日本最古の石畳が敷かれている所です。






9.jpg


仲人茶屋と呼ばれた茶屋跡を通って、

今度は、男坂






10.jpg


写真で見るよりは、ずっと急な坂道です。



語り部さんが大きな声で、

ろっこん しょうじょう(六根清浄)

みんなは、その後で、

さ~んげ さんげ(さんげとは、懺悔のこと)



声を出して歩いたほうが、

力が出るそうです。



ろっこんしょうじょう

さ~んげ さんげ




ろっこんしょうじょう

さ~んげ さんげ




みんなの声が、山間に響き渡ります。



熊野古道は、修行の道。

決して物見遊山ではありません(苦笑)







11.jpg


岩神峠に着いて、ホッと一息。






12.jpg


又、杉木立の中を通って、








13.jpg


蛇形地蔵(じゃがたじぞう)



海藻の化石が蛇の鱗のように見えることから

「蛇形石」と名づけられ、

その平たい石を背にして祀られています。






15.jpg


湯川王子社


湯川氏の子孫は近年まで広い山林を有し、

豪族のような家風を保っていたそうです。



紀州の殿様が熊野詣をする時に泊まったのが

湯川家であったと言われています。

現在は廃村となり、墓だけが村を守っているのです。



ノーベル賞を貰われた湯川氏のご先祖は、

ここのご出身だそうですよ。



そして、ここから又急な上り坂になりました。

ろっこんしょうじょう

さ~んげ さんげ




ろっこんしょうじょう

さ~んげ さんげ







16.jpg


三越峠関所

やっと三越峠です(@_@;)



熊野参詣者は、

ここから熊野の神域の核心へ踏み込んで行きます。






17.jpg


三越峠には、新しい休憩所&公衆トイレが。

太陽熱で賄っています。






18.jpg


少し下っていくと、

昨秋の豪雨の爪痕が、未だ残っていました。






19.jpg


こういう所が、20ヶ所以上もあるそうです。

熊野古道参拝者の道を優先的に補修して、

他の所は、後回しになっているのだとか。






20.jpg


道の分岐点には、

このような分かりやすい標識がたっています。






21.jpg


船玉神社



こんな山奥に、船の神様だなんて

不思議ですよね。

理由を聞いたのだけど、忘れました(^^ゞ






22.jpg


玉姫稲荷神社

船玉神社の隣にあって、船玉と夫婦神と言われています。






23.jpg


今度は、猪鼻王子跡へ行くのですが、

降りてから又登らなければならないので、

次の上り坂に備えて、

残って上から写真を撮りました(^^ゞ



みなさん、頑張ってらっしゃいます。



そして、又急な登り坂です。

ろっこんしょうじょう

さ~んげ さんげ




ろっこんしょうじょう

さ~んげ さんげ







24.jpg


やっと頂上が見えてきました。






26.jpg


発心門王子



発心とは発菩提心(はつぼだいしん)の事。

「仏道に入り、仏智を証する志をおこす」という意味だそうです。






25.jpg


ここが今回の終点。

高低差の激しいルートを、

 約20キロ 歩きました。

ごめんなさい。10キロの入力間違いです(^^ゞ



次回は、いよいよ熊野本宮大社まで歩きます。

次のルートは、殆どが平坦な道で、

添乗員さん曰く、

スキップコースだそうです。





28.jpg


帰りのトイレ休憩に立ち寄った淡路SAでは、

丁度10時だったので、

明石大橋のレインボーカラーが見られました。




四つ葉




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Last updated  June 6, 2012 10:08:55 PM



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