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カテゴリ:日本史
今月の10日(月)、5月から始まった 日本史を学ぶ2回目のバスツアーに参加しました。 前回は、飛鳥時代の政治を学びましたが、 今回は、飛鳥時代の文化でした。 頑張ってお勉強した事を記録しますので、 興味のない方はスルーして下さいね。 最初の見学先は法隆寺 飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築で、 日本で最初に「世界遺産」として登録を受けた場所です。 南 大 門(国宝) 法隆寺の玄関にあたる総門で、室町時代の建設です。 五 重 塔 & 中 門(両方国宝) 中門には、この写真でも分かるように 入口が2つあります。 右側は、金堂への入口で、 左側は五重塔への入口だという説もあるそうですが…、 中 門(国宝) 重厚な扉の左右に立つ金剛力士像(奈良時代)は、 日本に残っている最古のものだそうです。 中門の深く覆いかぶさった軒や その下の組み物・雲斗雲肘木 そして、卍崩しの高欄、人字形割束は、 飛鳥建築の粋を集めたものです。 金 堂(国宝)<飛鳥時代> 法隆寺のご本尊を安置する聖なる殿堂 時期的に、修学旅行生がいっぱいいました。 彼らは、サッと来てサッと帰るので、 それを見過ごしながらゆっくりと見学しました^^ 五 重 塔(国宝) 7世紀末に建てられ、法隆寺では金堂に次いで古く、 日本最古の塔 燈 籠 桂昌院が子息の徳川綱吉の武運長久を祈願して この燈籠を建立されました。 中台に徳川家の家紋「三つ葉葵」と 桂昌院の実家・本庄家の家紋「九目結紋」が並んでいます。 自分の実家の家紋を三つ葉葵と同等に並べるなんて、 桂昌院の力がどれほど強かったかが想像できます。 日差しを避けて、 これも国宝だという廻廊で、 講師の先生から、説明を受けています。 金堂、五重塔の両方の屋根の庇は、 とても深くて美しいのですが、 重さで垂れるのを補強する為、 庇を支えるための支柱を後付けしたそうです。 金堂に付けた支柱 元禄の修理で、彫刻なしの支柱を 龍の彫刻付の支柱に取り替えました。 台風3号が近づいていた為、 天気予報では、午後から雨の予定でしたけれど、 青空が見えています。 夢 殿<奈良時代> 聖徳太子が住んでいた斑鳩宮跡に、 行信僧都という高僧が、 太子の遺徳を偲んで天平11年(739)に建てた伽藍を 上宮王院(東院伽藍)といいます。 そして、その中心となる建物がこの夢殿です。 名前の由来は、 聖徳太子が夢殿で三経の注釈書を作成中、 難解点が出る度に夢の中に仏が現れて解説を受けた という説話によるものです。 ただ、聖徳太子の夢殿とは焼失した前の夢殿だそうです。 法隆寺は、所有する国宝建造物は18。 そして建築ばかりではなく、 国宝の彫刻も17件も所有する凄いお寺なんです。 文字オーバーで引っかかったので、 二つに分けて更新させて戴きます。 ***** つづく ***** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 13, 2013 04:09:35 PM
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