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カテゴリ:日本史
文字オーバーで引っかかったので、 今日は、二つに分けて更新しました。 6月22日の日記の後半です。 次の見学は、薬師寺です。 興福寺と並んで「法相宗」の大本山です。 天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願する為に、 発願されたお寺です。 本来の薬師寺は、藤原京にありましたが、 平城京遷都で、現在地に移されました。 金 堂 昭和51年再建されました。 一見四重の建物のように見えますが、二重の建物で、 上・下層とも裳階(もこし)と言う庇状のものが設けられていて とても美しい堂で、龍宮造りと呼ばれています。 金 堂(反対側) 中には、薬師三尊像<国宝>白鳳時代が祀られています。 とても美しいお姿に圧倒されます。 この素晴らしい仏像を火災から守るため、 金堂の中央部分は鉄筋コンクリート造りで、 防火シャッタ―が付いています。 そして、周辺部は木造建築になっています。 <館内は撮影禁止> 西 塔(さいとう) 兵火で消失したのを、昭和56年に 約450年ぶりに、当初の白鳳様式をもって再建。 一見、六重の塔のように見えますが、 各重に裳階(もこし)の付いた三重塔です。 西塔のの再建直後に、 友人と訪れた事があります。 当時の名物管長・高田好胤氏にお目にかかった、 嬉しい思い出があるんですよ^^ 東塔は解体修理中でした。 大 講 堂 弥勒三尊像(重要文化財)白鳳~天平時代が祀られています。 国宝ではないので、防火シャッターは付いてないそうです。 大 講 堂 こちらも館内は撮影禁止だったので、 外から仏様を写してみました。 玄奘三蔵院伽藍 玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)は、 『西遊記』で有名な中国唐時代の歴史上の僧侶です。 昭和17年に南京に駐屯していた日本軍が、 土中から玄奘三蔵のご頂骨を発見。 昭和56年に薬師寺にご分骨、 平成3年、玄奘三蔵院伽藍が建立されました。 又、平成12年、平山郁夫画伯が入魂された、 玄奘三蔵求法の旅をたどる「大唐西域壁画」が、 玄奘塔北側にある大唐西域壁画殿にあり、 見学してきました。 <ここも撮影禁止> 東 院 堂(国宝) 8世紀初めに、吉備内親王が元明天皇の冥福を祈り、建立されましたが、 火災で焼失。 現在の建物は、13世紀に再建。 堂内には、聖観世音菩薩像(国宝)白鳳時代が お祭りされていますが、 私たちが行った時は、何処かの博覧会に貸し出されていてお留守。 代わりに、兄弟仏像が安置されていました。 回 廊 東院堂の前にあり、 複廊式(壁の反対側にも回廊がある)になっています。 平山郁夫画伯の大壁画を鑑賞後、 集合場所に戻っていると、 今の時期には珍しい萩の花が咲いていました。 昼食場所に入口には、 ノウゼンカズラの花が咲いていました。 この日本史学習シリーズは、 現地について直ぐに昼食。 前回も今回も11時の昼食でした。 その後、一気に見学をして帰路につくのです。 前回は、ビックリしましたけれど、 効率を考えると、その方がいいのだと思うようになりました。 でも、今回はバイキング。 地元の食材を使った、 野菜中心の健康的なメニューという事でしたが、 これだけ頂くと、 お腹いっぱいになりました。 アイスクリームやスイーツ、果物類は、 全部横目で眺めるだけ(苦笑) そういえば、先日のトルコ旅行の、 朝食と夕食は、すべてホテルのバイキングでした。 バイキングの時って、写真に残すのが難しいですよね(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 13, 2013 04:15:34 PM
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