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July 30, 2013
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カテゴリ:国内旅行



島根、山口で、「経験したことのない大雨」が猛威を振るい、

目を覆うような災害が起こっています。



現在も日本の何処かで、ゲリラ豪雨が暴れているようです。

日頃は、自然の素晴らしい恩恵を受けていますが、

一たび牙をむくと、ホントに怖いですね。

被災された方の心情を考えると心が痛みます(涙)



四つ葉



東北旅行、この日は、いよいよ被災地入り。

釜石では専門ガイドさんの説明を聞きながら回りました。






1.jpg


この避難路を登って逃げた人たちは助かったそうです。







a.jpg


階段を上って、ここまで逃げてきた人は、

幸い無事でしたが、

海から押し寄せてくる魔物の様な津波と、

それに飲み込まれる車や家々を

目撃する羽目になりました。







この右下をクリック!上矢印

震災時の釜石の様子。






2.jpg


バスで回りながら、専門ガイドさんから

津波前、津波後の様子のお話を聞きました。



釜石港には、震災の2年前に湾口防波堤が造られ、

世界一の深口防波堤と、ギネスに登録されていたそうです。



でも、耐震設計された強固な防波堤も、

今回の津波は、破壊して乗り越えてきたそうです。



自慢の防波堤を信用して、

逃げ遅れた人も沢山いらっしゃるのだとか…






3.jpg



1970年に建立された釜石湾を見下ろす白亜の釜石大観音


三陸津波や海難事故等による犠牲者等の

供養を目的のひとつとして発願されました。






4.jpg


未だ、瓦礫の山が残っています。



下矢印


専門ガイドさんとお別れして大船渡







5.jpg


大船渡 碁石海岸 雷岩



荒々しい豪快な風景が展開する乱曝谷(らんぼうや)

そこは、数10mの切り立った岩壁が向かい合う海の谷間です。






6.jpg


駐車場には、

「復興支援」や「復興応援」と書かれた観光バスが並んでします。

私たちと同じ気持ちで訪れる人が沢山いるみたいです。






7.jpg


このテントの下にも、

まだ行先が決まっていない瓦礫の山が。






8.jpg


釜石から大船渡、陸前高田とバスで通ったのですが、

車窓から見る景色は、街並みが消えて更地ばかり。






9.jpg


津波に備えて、土地に盛り土をしないと、

住宅は建てられません。



でも、その土地整備は遅々として進まず、

殆どの人達は、未だ被災者住宅の中。

家を建ててマイホームに住むようになるまでには、

マダマダ相当な時間がかかりそうです(涙)






10.jpg


津波がどこまで来たのが想像できます。






11.jpg


工事中のショベルカーも見られましたけれど、






12.jpg


殆どの所が、まだこんな感じ。

写真では、範囲の広さが分かりませんが、

こういう景色が延々と続いているのです。



震災直前まで、

ここでは平和な暮らしが続いていたのです。

それが、一瞬のうちに奪われてしまいました(涙)






13.jpg


コンクリートが需要不足で、

土嚢で代用している所もあります。






14.jpg


陸前高田 奇跡の一本松


松は防腐処理を施した上で、

元の場所に戻す復元工事が行われました。、

この一本松の復元事業費約1億5千万円は、

すべて募金運動で賄われたのです。






15.jpg


募金額は、7月1日現在で、

1億6298万620円集まりました。







16.jpg


幹は、防腐処理を施したオリジナルのものですが、

枝と葉は作り物です。






17.jpg


高田松原の防潮林はたびたび津波に見舞われ、

同時に津波被害を防いできました。



けれども、3/11での震災では、

10mを超える大津波に呑み込まれ、

ほぼ全ての松がなぎ倒され壊滅してしまい、

たった一本だけ残ったのが、この松でした。



ところが、この松の周囲の土壌は、

大地震による地盤沈下で海水がしみ込み、

塩分過多の状態で、松が徐々に悪化していったのです。






20.jpg


松林のあった所は、

地盤沈下で、池か河の様になっています。



最初、奇跡の一本松の復元に、

莫大なお金をかけるよりも、

その分、復興資金に使った方がいいのではないかしら?

そう思っていました。



でも、ここに来て分かったのは、

募金が、最初の希望額より沢山集まった事。

それに賛同する人が、とても沢山いたという事です。

それと、この生き残りの象徴のような松を見て、

被災者さん達が勇気づけられればと思いました。



沢山の人たちが、観光に来ていました。

一本松は、観光産業にも一役買っているのです。



下矢印



ここも被害が大きかったという気仙沼へ着きました。

今回の宿泊所は、気仙沼からフェリーに乗って、

対岸にある大島の休暇村です。



休暇村の宿舎は、小高い丘の上にあったので、

被害は免れましたが、

島は、道に沿って津波が通り抜けて行ったそうです。






21.jpg


夕食まで時間があったので、

散策に田中浜まで下りて行きました。






22.jpg


浜への階段の降り口に立っていた看板の写真。






23.jpg


津波が引いた後の様子です。






24.jpg


私たちが下りてきた階段ですが、

今は、浜からの避難路として、

綺麗に整備されていました。






25.jpg


田中浜からの海の景色は、とっても綺麗でした。

普段は、こんなに静かな海なのに、

自然の力は、雄大で怖いものですね。



四つ葉






a.jpg


夕食は、珍しいものが出てきましたよ^^






b.jpg

前菜 まんぼう






c.jpg

造り 5点盛り






d.jpg

台物 ホタテホイル焼き






e.jpg

蒸し物 ふかひれ玉地蒸し






f.jpg

焼き物 サメ西京焼き






g.jpg

カツオたたき


デザート、漬物、ご飯、汁物などはバイキング。

写真はありません(^^ゞ



次回は、最終日。

仙台まで行き、太平洋フェリーに乗って帰ります。



***** つづく *****






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Last updated  July 31, 2013 09:27:03 AM



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