|
テーマ:暮らしを楽しむ(388284)
カテゴリ:日本史
今回の台風26号は、今年最強の台風だと言われていましたが、 伊豆大島に大きなな爪痕を残していきました。 TVニュースでは、途方に暮れた被害者さん達が映し出されていて、 これから先の生活の事を考えると心が痛みます。 それでは「山の辺のみち」の後編です♪ ここは、「山の辺のみち」として、 よく紹介される写真スポットです。 檜原神社(ひばらじんじゃ) 神殿も拝殿もなく 、「三つ鳥居(三輪鳥居)」があるだけ。 大神神社の三の鳥居も、このような形の「三つ鳥居」だそうです。 注連縄の鳥居を通して西方を眺めると 二つの秀峰を持つ二上山が臨めますが、 この日は生憎の曇り空だったので、 写真にはぼんやりとしか写りませんでした。 春分と秋分の日には、 太陽が檜原神社背後の三輪山から昇り、 西向こうの二上山に沈むのだそうです。 大和の青垣
と、古事記にうたわれています。 奈良盆地は、遠くに見える生駒山地や矢田丘陵、 すぐ手前の景行天皇陵、更に右手の三輪の山々など 幾重にも緑の垣根に囲まれたようになっています。
・・・高市皇子・・・ 道端には、万葉歌碑が随所に立てられていて、 古代ロマンの世界に思いを馳せる事が出来ます。 酔芙蓉が咲いていました♪
・・・柿本人麻呂・・・ ザクロも・・・
・・・武者小路実篤・・・ 姫リンゴのような可愛い実 おみかんも沢山成っています。 ここは、果物の宝庫のようです♪ 黄金に輝く田んぼの向うには、三輪山が鎮座。 この日は、10月2日。 今頃は、もう刈り入れが済んでいる事でしょう。 この辺り一帯が古墳群 右を向いても、左を見ても古墳があります。 この池の向うも、もちろん古墳。 どなたのだったかは、忘れてしまいましたが(^^ゞ 空が明るくなってきて、 先ほど檜原神社から見えなかった二上山が見えてきました(^^)v この柿、面白い形をしているでしょう^^ 長岳寺へ 弘法大師が開基された真言宗のお寺です。 大 門 当時の総門で、「肘切り門」の異名があって、 僧兵と刀鍛冶の伝説のある門です。 鐘楼門※重要文化財 日本最古の鐘門であり、 弘法大師当寺創建当初の唯一の建物だそうです。 楼門と鐘楼とを兼ねた建物は、とても珍しいものです。 本 堂 ご本尊の阿弥陀三尊や、多聞天、増長天などが安置されています。 阿弥陀如来像は、玉眼を使用した日本最古の仏像です。 石 仏 古墳の石棺に彫刻されたとされています。 可愛いシャムネコさんと三毛ネコさん、 このお寺に住んでいるようです。 私たちをお迎えしてくれましたよ♪ 高校生の頃、文芸部の人たちが、 顧問の先生に連れられて、「奈良の山の辺のみちを歩いた」と聞いて以来、 ず~~~っと一度行ってみたいと思っていた所でした。 今回、半世紀以上過ぎてやっと実現! いにしえの人達も歩いた長閑な道を歩いて、 古代に思いを馳せたものでした。 いつも温かいコメントほんとうにありがとうございます。 みなさまのコメントを励みに、 ブログ更新を頑張っています(*^_^*) お帰り際に1クリックをお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 17, 2013 10:24:00 AM
[日本史] カテゴリの最新記事
|