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November 11, 2013
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カテゴリ:国内旅行



前回の日記の続きです。



翌朝の日の出は、6:45なので、

もし朝焼けを見たいのなら5:30頃に起床とか。



前回は、コンパクトカメラしか持っていなかったので、

今回は、もう少しいい日の出写真を撮りたいと思い、

一眼レフを持参しました。



ところが…

5時頃から、風の音に混じって、雨音が聞こえ始めたのです。

エェ~ ウソ~ッ!

普通なら山々のシルエットが見える筈なのに、

窓の外は真っ暗です。



前日はダメでも、今日こそあの素晴らしい風景を。

そう思っていたのですが…(涙)



6:30からホテルのバスで、雨の中、王ヶ鼻まで行って来ましたが、

霧がかかって何も見えませんでした。

自然が相手では、仕方がないのでしょうね。



昔、夫は山登りを楽しんでいたのですが、

雨の中を大変な思いをして頂上に着いても、

何も見えなかった事が度々あったそうです。

それに比べると、

私たちは乗り物で上まで汗をかかないで行きましたものね。

そう考えると、少し残念さが遠のきました。



ホテルで美味しい朝食を頂いて出発!



下矢印






1.jpg


車窓を眺めていると、

雲海らしきものが見えてきました。



車内では、一斉に歓声が響き渡りました。






2.jpg


雨も上がってきました♪






3.jpg


でも、空は未だドンヨリとしています。

この写真上矢印も、青空だったら素敵でしょうね。






4.jpg


少し薄日が差し始めてきました。






5.jpg


今からもう一度上まで戻ったら、

景色が見えるかもしれない…






6.jpg


北アルプス、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳…

贅沢は言えないけど、そのどれか一つでも見られたら…






7.jpg


でも、既に沢山の距離を走っています。






9.jpg


もう、引き返すのは不可能。






8.jpg


車窓から、素晴らしい黄葉を楽しむだけで大満足!






12.jpg


美ヶ原の牧場の牛さんは、

9月末に下界へ降りて行ったそうですが、

この牛さんもそうなのでしょうか???



下矢印



絵に興味がある人もない人も、一度は訪れるべきと、

毎回旅行をお世話して下さっているNさんがお勧めの

戦没画学生慰霊美術館


美術学校で、あるいは独学で美術を学んでいた

若くして戦没した画学生の遺作・遺品を集めた美術館です。






13.jpg


無言館


沢山の絵が作者毎に展示されています。

絵の傍には、出身地・出身美術校・戦死した場所。

最後に必ず戦死した年齢が記されています。

享年は、殆どが20代で、最年長でも30代になったばかりです。



入口を入って直ぐに展示されている裸婦の絵の下には、

次のような事が書かれています。


日高安典 裸婦


あと5分、あと10分、この絵を描きつづけたい。

外では出征兵士を見送る日の丸の小旗が降られていた。

生きて帰ってきたら必ずこの絵の続きを描くから…

安典はモデルを務めてくれた恋人にそういいのこして戦地に

発った。

しかし、安典は帰ってこられなかった。


彼は戦地に行くことが決まって、初めて恋人の裸体を描いたそうです。

でも、二度と帰ってこなかったのです(涙)






20.jpg
上矢印クリック!<拡大画像>上矢印






14.jpg


傷ついた画布のドーム(無言館、第二展示館)

無言館 開館後に収蔵された作品が展示されています。



何故ドームと名付けられたかというと、

内部のドーム状天井に絵画やデッサンが、

モザイクのようにはめ込まれていて、

見事なフレスコ画のようになっているからだとか。



残念ながら私は、壁に展示された絵画にばかり気を取られ、

天井を見上げる事はなかったのです。



もう一度訪れるには遠過ぎるし、

今思うと、凄く残念です。






15.jpg


絵筆の碑

埋め込まれている筆は、

画学生が愛用したものなのでしょうね。



入館チケットの裏側にはこう書かれています。

口をつぐめ、眸(め)をあけよ

見えぬものを見、きこえぬ声をきくために


… 窪島誠一郎 …

(彼は、無言館の館長で、水上勉氏のご子息だそうです)



お国の為に命を捧げた若き画学生の無念さに、

やり切れなさを感じ、

今の繁栄は、彼らの犠牲の上に成り立っているのだと思うと、

感謝の念が湧きあがってきました。



誰もが、一度は行ってみるべきところだと思います。



下矢印



この後、魚津埋没林へ行く予定だったのですが、

取りやめて、早めにホテルに行く事になりました。



バスをチャーターしてのお気楽旅行。

予定はあってないような行程なんです。






16.jpg


夕食は、宴会場で。

17人分の座席が並んでいます。





17.jpg


窓から外を見ると、

お庭のイルミネーションが綺麗です。






夕食.gif


お食事よし、お部屋よし、大浴場よし、おもてなしよし

いう事なしの温泉宿で、ゆっくりと疲れを癒し、

翌日は、観光しながら帰途に着きました。



***** つづく *****






庄川温泉風流味道座敷 ゆめつづり






rose
 




いつも温かいコメントほんとうにありがとうございます。

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Last updated  November 11, 2013 05:34:17 PM



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