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テーマ:国内旅行について(2617)
カテゴリ:国内旅行
前回の日記の続きです。 翌朝の日の出は、6:45なので、 もし朝焼けを見たいのなら5:30頃に起床とか。 前回は、コンパクトカメラしか持っていなかったので、 今回は、もう少しいい日の出写真を撮りたいと思い、 一眼レフを持参しました。 ところが… 5時頃から、風の音に混じって、雨音が聞こえ始めたのです。 エェ~ ウソ~ッ! 普通なら山々のシルエットが見える筈なのに、 窓の外は真っ暗です。 前日はダメでも、今日こそあの素晴らしい風景を。 そう思っていたのですが…(涙) 6:30からホテルのバスで、雨の中、王ヶ鼻まで行って来ましたが、 霧がかかって何も見えませんでした。 自然が相手では、仕方がないのでしょうね。 昔、夫は山登りを楽しんでいたのですが、 雨の中を大変な思いをして頂上に着いても、 何も見えなかった事が度々あったそうです。 それに比べると、 私たちは乗り物で上まで汗をかかないで行きましたものね。 そう考えると、少し残念さが遠のきました。 ホテルで美味しい朝食を頂いて出発! 車窓を眺めていると、 雲海らしきものが見えてきました。 車内では、一斉に歓声が響き渡りました。 雨も上がってきました♪ でも、空は未だドンヨリとしています。 この写真も、青空だったら素敵でしょうね。 少し薄日が差し始めてきました。 今からもう一度上まで戻ったら、 景色が見えるかもしれない… 北アルプス、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳… 贅沢は言えないけど、そのどれか一つでも見られたら… でも、既に沢山の距離を走っています。 もう、引き返すのは不可能。 車窓から、素晴らしい黄葉を楽しむだけで大満足! 美ヶ原の牧場の牛さんは、 9月末に下界へ降りて行ったそうですが、 この牛さんもそうなのでしょうか??? 絵に興味がある人もない人も、一度は訪れるべきと、 毎回旅行をお世話して下さっているNさんがお勧めの 戦没画学生慰霊美術館へ 美術学校で、あるいは独学で美術を学んでいた 若くして戦没した画学生の遺作・遺品を集めた美術館です。 無言館 沢山の絵が作者毎に展示されています。 絵の傍には、出身地・出身美術校・戦死した場所。 最後に必ず戦死した年齢が記されています。 享年は、殆どが20代で、最年長でも30代になったばかりです。 入口を入って直ぐに展示されている裸婦の絵の下には、 次のような事が書かれています。
彼は戦地に行くことが決まって、初めて恋人の裸体を描いたそうです。 でも、二度と帰ってこなかったのです(涙) クリック!<拡大画像> 傷ついた画布のドーム(無言館、第二展示館) 無言館 開館後に収蔵された作品が展示されています。 何故ドームと名付けられたかというと、 内部のドーム状天井に絵画やデッサンが、 モザイクのようにはめ込まれていて、 見事なフレスコ画のようになっているからだとか。 残念ながら私は、壁に展示された絵画にばかり気を取られ、 天井を見上げる事はなかったのです。 もう一度訪れるには遠過ぎるし、 今思うと、凄く残念です。 絵筆の碑 埋め込まれている筆は、 画学生が愛用したものなのでしょうね。 入館チケットの裏側にはこう書かれています。 口をつぐめ、眸(め)をあけよ 見えぬものを見、きこえぬ声をきくために … 窪島誠一郎 … (彼は、無言館の館長で、水上勉氏のご子息だそうです) お国の為に命を捧げた若き画学生の無念さに、 やり切れなさを感じ、 今の繁栄は、彼らの犠牲の上に成り立っているのだと思うと、 感謝の念が湧きあがってきました。 誰もが、一度は行ってみるべきところだと思います。 この後、魚津埋没林へ行く予定だったのですが、 取りやめて、早めにホテルに行く事になりました。 バスをチャーターしてのお気楽旅行。 予定はあってないような行程なんです。 夕食は、宴会場で。 17人分の座席が並んでいます。 窓から外を見ると、 お庭のイルミネーションが綺麗です。 お食事よし、お部屋よし、大浴場よし、おもてなしよし いう事なしの温泉宿で、ゆっくりと疲れを癒し、 翌日は、観光しながら帰途に着きました。 ***** つづく ***** 庄川温泉風流味道座敷 ゆめつづり いつも温かいコメントほんとうにありがとうございます。 みなさまのコメントを励みに、 ブログ更新を頑張っています(*^_^*) お帰り際に1クリックをお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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November 11, 2013 05:34:17 PM
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