不良親父の楽笑人生

さてコレは何でしょう？






コレは、空冷ビートルのフロントビーム(サスペンション)です。

空冷ビートル、ポルシェのフロントサスペンションは｢トーションバー｣というバネを使っています。

このトーションバーをひねる事により、車高が変わります。

トーションバーを固定しているボルト部分を切断し、アジャスターを溶接すると、固定式だったトウションバーを調整式に変えることができるのです。



このやり方のほかに、スピンドルをドロップスピンドルに変える方法もあります。

フロントの車軸の中心が、ノーマルよりも約７ｃｍ上についているために、車高が約７ｃｍ下がるパーツです。

ただし、車高の調整はできません。

どちらの下げ方も一長一短があります。
・アジャスター
好みの車高にすることができ、車高調節もできるが、極端に低くするとボールジョイントの角度がきつくなり、ボールジョイントがきちんと仕事をできない。
アッパーとロアーの取り付け方しだいでは、バネレートを上げることも可能。

・ドロップスピンドル
割と簡単に取り付けができ、車高も下げられる。
一定量しか下げることができない。


ドロップスピンドルで下げて、アジャスターで調整する。
お金は掛かりますが、ベストな方法だと思います。