カテゴリ:おでかけ
まずはお断り。
私はヘビ好きではありません…(笑)。 先週の土曜日、太田市にある『ジャパンスネークセンター(http://www.snake-center.com/)』に行ってきました。 よく、毒蛇に咬まれた時に血清がどうとか、なんてニュースがあると、ここから血清が送られて…という、実はかなりすごい研究所にあるのです(笑)。 群馬の東毛地区(群馬東部エリア)の、“やぶづか温泉”にある、意外と歴史ある施設なのですが、今までに一度も行ったコトがなかったんですよね(^^; 平日はあまり(私的に)面白いイベントもないし、休日だったら滅多に見る事のできないようなイベントがあるので、たまたま世間の休日にお休みが頂けたコトもあり、意を決して(笑)出掛けてみたのです! 駐車場手前に関所(笑)があり、駐車料金600円を支払い、山の中腹にある駐車場へ。 ヘビセンター受付のおばちゃんに案内図をもらって、入園~! 通常の入園料は大人1名1000円ですが、JAF会員の方は会員証の提示で、2割引になりますよ~♪ 忘れずに出しましょうね(^-^)b 園内での主な見学スポットは、大蛇温室、毒蛇温室、熱帯蛇類温室、採毒室・子ヘビコーナーとなりますが、まずは、案内図の順路通りに、大蛇温室から見学♪ 温室の入口には、なぜかヘビの皮が落ちていて、その謎は後ほど解明するのですが… 中に入った瞬間、いきなり巨大なヘビがいて、フツーに驚く(笑)。 そして、可愛くはないんだけど(どちらかというと苦手)、フツーにヘビを見ている自分にも驚く(笑)。 こういったアルビノ系のヘビなんかも、色々と展示している。 ヘビって、卵で産まれてくるのかと思ってましたが、子供で産まれてくる“胎生”の種類もいるんですって! なんか、それを知っただけでも、800円払った価値があったような気がする…(笑) 部屋ごとに種類が分かれていて、それぞれの説明が書いてあったり、周辺に資料が展示されていたりするのですが、それを見て、実際に生息している場所をイメージしたりするのに気を取られ、ヘビの可愛くなさなんて、もはやどうでもよくなっちゃうのですよ(^^; でも、展示物がなんか怖いものだったり(^^; その展示物の内容の張本人がいたり(^^; こうした標本も展示してあったり… 大フィーチャーされていた、入間川事件の主犯“ダーナちゃん”が展示してあったり… (何年か前、埼玉県の入間川の河川敷でヘビが逃亡した事件があったのです) 画像ではわからないと思いますが、矢印の所には、なんと抜け殻が! ちなみにこのダーナちゃん、3.9mあるそうですよ(笑) そして、園内の屋外の一画に、ヘビの放牧エリアがあるのですが、あまりに暑いせいか、ヘビの姿は見えず…(^^; 1匹だけ、木に巻きついてたのを見かけましたが、すぐに葉が茂っている枝の奥に行ってしまいました。 ちなみに、見頃は春と秋らしいですが(笑)。 全部の温室を見学したところで、そろそろイベントの時間に。 本日のイベントは“ハブの採毒実演”です(^-^)b 採毒室の子ヘビコーナーで、最近産まれたという、ケースで漬物状態で水に浸かっているキイロアナコンダの赤ちゃんを見たり、ヘビに関する事件の記事などを読んだりして始まるまで時間つぶし。 なんか、漬物状態(笑)。 たしかキイロアナコンダだったと思うけど、コイツらは本当に大きくなるのか…!? 子ヘビも、大蛇となるとあんまり小さくないし、可愛くない(笑)。 時間になり、白衣を着たヘビマスターのおじさんが登場。 ガラス張りの採毒室の窓を開けると、「マムシ講習の方はいらっしゃいますかぁ?」と… “マ、マムシ講習っ!? 何すか、それっ( ̄□ ̄;)!?” と謎の講習に驚きつつ、椅子に座り、始まった採毒実演を見学しました。 (後で知ったことですが、アウトドアや農作業をされる方など向けに、マムシについての詳細な勉強会があるみたいです・笑) ハブの採毒実演では、ハブをはじめとする毒蛇についてや、ハブやマムシが潜んでいる場所、咬まれたときの対処法、咬まれた時に助かるには…なんてことも解説してくださいました。 ちょっと携帯のランプが写りこんじゃってますが(汗)、ハブの採毒実演をしながら、牙の様子や口の開き方など、ハブの口の解説の映像。 こんな近くで見せてくれたりするので、よ~く見えます(笑)。 この状態でビーカーにハブが出した毒液をポタポタと…結構な量が出るのでビックリ、というか、ハブに咬まれて死んじゃうってのが、わかる気がします…(^^; そうそう、ハブやマムシに咬まれた時には、まずは早くお医者さんに行く事が大切ですが、その時に、ヘビを捕まえなくとも、どんなヘビに咬まれたか確認、携帯でヘビの写真を撮っておいたりしておくとよいそうです。 沖縄地区以外では、被害の出ているヘビはマムシがほとんどらしいのですが、稀に脱走した無許可飼育の毒蛇だったりする可能性もあり、そういったヘビの場合は血清がどこにも用意されているワケではないので、種類の特定と早めの対応が生死を分けるのだそうです。 あとは、ヘビに咬まれた時のすばやい対応ができるお医者さんにかかれるかどうか…の運が大切かと(^^; ちなみに、山の中にある為、このスネークセンターの中でも、飼育されてる以外にも、マムシやヤマカガシがフツーにはっていたりするのだそうで(笑)、その日も何匹か捕まえたのだとか…(笑) だから最初の温室の入り口に、ヘビの抜け殻が落ちてたのね…(^^; この採毒実演のあと、アオダイショウを触れる機会があったので、ちょっと触らせてもらいました。 なんだか、鳥の足の肉がついたみたいな感触…(笑) この実演を見たあと、お隣にある三日月村という場所に行くため、受付のおばちゃんに聞いていた売店へ行きました。 ここ。 さすがに食べなかったけど…(^^; この売店の所にある出口から、スネークセンターを後にしました。 ヘビは好きじゃないけど、色々勉強になって面白かったです♪ B級感高いし、カオス過ぎる雰囲気だし…(笑) ヘビ好きでなくても、B級スポットに興味のある方なんかは、ぜひ一度訪れてみるといいでしょう(笑)! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月02日 22時57分09秒
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