カテゴリ:おでかけ
そして、本日の群馬もまた厳しい暑さとなりましたが、皆さまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか?
芸術だけでなく、科学技術、解剖学、物理学、土木工学などなど、様々な分野について熱心に研究、才能を発揮し、“万能人”と称されるその所以がよくわかり、暑くても(笑)行ってよかったなぁ~、と。
そして今回は、高崎市美術館に隣接する“旧井上房一郎邸”でも作品の展示がある、ということで、初めてそちらにも足を延ばしてみました♪ 足を延ばす…と言っても、美術館のドアを出たらすぐそこ(笑)。 ビルに囲まれた中にある蝉の声が響く庭園に、昭和20年代の建物が穏やかな表情で佇んでいます。 勉強不足で知りませんでしたが、“レーモンド・スタイル”という建築スタイルの住宅なのだそうです☆
蚊取り線香が焚かれた土間(というかテラス?)の玄関からスリッパに履き替えて中に入ると、映画のセットのようなお部屋がありました。 あれ、よく考えると、床が低い…? 玄関の段差もあまりなくて、イマドキの住宅のようだわ。
廊下の雰囲気は、子供の頃に行った公民館とか、そんな感じかもしれない。 壁とか、色合いとか、そんな部分だけれど(笑)。
係の方に伺ったところ、作品の撮影は不可ですが、建物やお庭はOKとのことで、和室からの景色を撮影させて頂きました♪ なんだろう、この懐かしい気持ち… この畳に足を投げ出して座り、うちわで煽ぎながら、このお庭を眺めていたい気分… あぁ、あまり好きではないけど、スイカ欲しいかも~(笑)
お庭は、塀を隔てた向こうにビルやマンションが建ち並ぶのが嘘であるかのように、木々が深い緑色の葉を蓄え、天に向かって真っ直ぐに伸びた竹林と相まって、天然のシェードで覆った涼しい空間を作り出していました。 ここで初めて知りましたが、孟宗竹って、イネ科なんですってね。 まぁ、当たり前のように、蚊がブンブンしてて刺されたワケですが(笑)、日本の庭園って、“日本にしかない独特の湿度感”が存在しているような気がします。 目には見えない湿度が、視覚や聴覚情報から体感できる…というか(笑) “四季の移ろいを音や目で感じる”ということは、DNAに組み込まれた“風土に関する記憶”的なものが作用してたりするのカナ…(笑)? わずかな時間の散策でしたが、自分が日本人であることを実感したり、ノスタルジックな気分に浸ったことで、夏バテ気味だった心も癒されたような気がします♪ 高崎駅からもすぐの距離なのに、こんな素敵な空間があったなんて…もっと早くに気づけばよかったな~(笑)
ちなみに、“レーモンド・スタイル”のレーモンドさん、こんな方のようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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