りみＣＡＲ－ＳＴＹＬＥ～クルマと映画と男と女？

　　　　　　　　　　　　　　

ずっと観たいと思いつつ後回しにしてましたが、ふと思い立って鑑賞。

雑誌などの映画特集でもたまに記事を見かけていて、“女子のための映画”みたいな印象を持っていましたが、この作品のタイトルにもなっている『コヨーテ・アグリー』は、ＮＹに実在するお店なんだとか。

ニュージャージーからニューヨークに出てソングライターを目指す女の子が主人公。

正直言って、結構大きな夢であるにも関わらず、あんまり苦労してる感じもないし、運が良すぎ…というか、展開が生ぬるいと思う(笑)。

でも、この作品の魅力は、コヨーテ・アグリーでの“ショー”のシーンじゃないかな？なんて感じます。

カウンターをステージに踊るのは、練習して揃えたのではない、その場のノリのようなダンス♪

お客さんと一緒に歌って、踊って、騒いで…見ているこちらも楽しくなってきて、どんどん元気が出てくる気分！

ビジュアルも、クラブという場所柄、品が良くなかったり、煌びやか過ぎる演出がなされそうな雰囲気だけど、上手く鬱陶しさが抑えられていて、ものすごく派手な衣装を身に着けている訳ではない、露出もそこそこなのに(笑)、自然とコヨーテ・アグリーの店員“コヨーテ”達の魅力に目が向いていく。

やもすれば、主旋律の“主人公の夢”を忘れそうになったりもしそうだけれど(笑)、そこらへんは、効果的に音楽を組み込んでいるように感じられる。

ありがちなストーリー展開の作品かもしれませんが、難しいことを考えずに観られるし、元気をもらいたい時にはピッタリな作品かもな♪