カテゴリ:映画&DVD
この映画を初めて観たのは、まだ未成年の学生時代でした。
「私は18歳で年老いた」 映画が始まってすぐのこの言葉に、ものすごい衝撃を受けたことを、今でも鮮明に憶えています。 『愛人 ラマン』【無修正版】 コレクターズ・エディション 【BLU-RAY DISC】 この作品はマルグリット・デュラスの自伝的小説を映画化したもので、フランス領インドシナを舞台に、中国人富豪の青年と貧しいフランス人女学生の切ない恋を描いています。 タイトルやトレーラーなどのイメージから、“官能的な内容の映画”と思っている方も多いのではないかと思いますが(笑)、そんなイメージに反して、中身は純粋な恋模様を描いた作品になっています。 原作小説も読み、ビデオでも鑑賞したこともありますが、また観たいと思っていても、DVD化はされていたもののレンタルでは見かけず… ところが、少し前にTSUTAYAの“発掘良品”コーナーにブルーレイが並んでいるのを発見! じっくり鑑賞できる夏休みのタイミングを待って、借りてきました(^▽^)/ 過激なようであって美しい性描写、独特の湿度感に乾いた心…何度観ても切なく、涙が止まらなくなる作品であることを再確認、後でDVDを買おうと決心(笑)! 舞台が舞台なだけに、この蒸し暑い時期に鑑賞できたことは、さらなる感情移入が出来てよかったかも(^-^) 1週間ほど経ってもまだ余韻が残っていますが、多感な時期にこういった名作に巡りあえたことをシアワセに思います。 『愛人-ラマン-』マルグリット・デュラス/清水徹[河出文庫] 映画版のジャケットのジェーン・マーチと、小説版の表紙のマルグリット・デュラスの写真、同一人物であるかのように、ホントよく似ているんですよね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月22日 22時50分21秒
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