カテゴリ:おでかけ
今日は、星形ホイールキャップのスタッドレスに履き替えた宇宙色の愛車に乗って、宇宙船が停泊しているような、こんなところへお出かけしてきました。
桐生市市民文化会館です♪ 宇宙船の下は、☆のような模様が入っていたりして、ぐんまの公共施設にしては、オシャレっぽい建物(笑) 今回のお出かけは、そんな建物の地下展示室にて開催されている、こちらの美術展が目的です。 桐生市が舞台のアニメ「惡の華」の背景美術が展示された美術展ですが、このアニメ、“ロトスコープ”という、ちょっと特殊な技法で制作されています。 “ロトスコープ”とは、実写で撮影した映像を元に、手描きでアニメに起こしていく、というもので、実際に放送された作品も、実写のようなリアルな映像となっていました。 会場内は撮影可とのことで、遠慮なく撮影させてもらいました(^-^) こちらの背景画は、作品の雰囲気や方向性を決める“キービジュアル”というもの。 入口のポスターにも同じ絵が使われていました♪ 展示は、左側に原画、右上にアニメとして完成した画像、右下に元になった写真が並び、原画の下にはカットナンバーと担当された方のお名前があります。 ところどころ、こういったパネルで制作の過程やポイントなどが解説されていて、勉強になります♪ 同じ写真から登下校シーンが描かれていますが、こうして比べて見ると、時間帯による違いもよく表現されているのがわかります。 ブロック塀や看板のサビなど、どれが写真だか区別つかないくらい…(^^; 「惡の華」といったらの、佐伯さんの体操着もありました(笑) 古書店のシーンですが… アニメ映像と写真、もう、どっちがどっちだか区別つかない…( ̄□ ̄; 写真の下には、指示などが書かれた資料が添えられていて、そちらも自由にめくって見ることができます。 こちらは3枚の画像をつなげていますが、右下が役者さんが入る実写、左上がアニメ、こうして見ると、実写がアニメになっているのがよくわかります☆ こちらは主人公の家のテーブルですが、細かな傷までかなりリアルに描き込まれています。 街灯だって、もう、どれが写真だか絵だか、わからない~(笑)! アニメの背景画というより、職人さんが作った芸術作品というにふさわしい、本当にリアルな絵ばかり! こちらは、登場人物が早く動くシーンなどに使われる背景ですが… 一瞬しか映らないので、あまり描き込まれていないとのことですが、それでもかなり精細(笑)! これは、横方向にパーンと動くシーンの背景で、絵をパソコンで繋ぎ合わせて実際のシーンになっているんだそうです。 下の写真には、細かな指示が入っていましたが、アニメを作るのって、本当に大変なんですね… 会場の中央には、背景画を制作する過程が紹介されているコーナーがあり、デスクも再現! 絵具は絵皿や机(!)で混ぜて使うのだとか。 絵具の容器は、常にこのような感じでふたはせず、時々水を混ぜて乾燥しないようにしているんですって。 あちこちに効率良く作業する為の工夫が感じられますね~(^-^) デスクの隣には、絵コンテや台本などが展示してあり、自由に見ることができました。 「惡の華」の名言ですね(笑) この作品の絵コンテは、アニメの元となる実写の写真が使われていましたが、3ヶ月ほど前にアートスクールで絵コンテやシナリオを書いたことが懐かしく感じられました(笑) 高校時代3年間通った桐生ですが、アニメを通してその風景を見て、また、その風景をこうして実際の風景と比べて見ることによって、改めて桐生の魅力を見つけてみたいという気持ちになりました。 いつ行っても道に迷い、いつ行っても新鮮な街ですが(笑)、ロケ地マップも頂いたことだし、これで迷わず桐生を巡れるカナ(笑)? 美術展でたくさんの作品を見て、こうして、大変貴重な資料をじっくりと見ることの出来る機会を作って下さったことへの感謝の気持ちでいっぱいです☆ この「惡の華」背景美術展、19日までは桐生市市民文化会館での開催、20、24、25日は桐生市役所にて開催されるとのことなので、興味のある方は、ぜひ、桐生市の二次元と三次元の融合(笑)をその目で確かめにお出かけ下さいね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年12月19日 01時50分19秒
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