★★理美的日記★★

ああ、代表としての一年間。
長いようで凄く短かったような気がする。
先輩に代表任されて、最初はよし、大丈夫、私ならやっていけるかも。
とか変な自信を抱いていたけれど・・・

実際やってみたら本当に大変だった。
こっちは必死でバレエ教えてるのに　
説明聞いてくれなかったり
ずっと友達と話していたり　
つまらなそうな顔をされたり

もう私はどうすればいいんやろう？？？？
って
必死に悩んでた。悩んで悩んで
レッスン中に　泣き出しそうになることもしばしば。

もう代表なんてやめたい・・・何で代表なんかあたしやってんのやろう・・

そんな思いが胸を何度もよぎる。
考えすぎて
もうどうすれば良いのか分さえからない。自分が何故代表なんて引き受けたのか悔やむ日々。

バレエそんなにうまくないくせに
たいしてみんなをまとめられないくせに
公演する企画も立てられないくせに
みんなに大声出して先生みたいに　怒るわけにもいかないし

いやだいやだ。　サークルに行きたくないよ。

こんなに好きやったバレエやのに。
何で今更嫌いになってんの・・・私・・・・

本当にこんな苦悩の毎日。

やけど、半年経って、ようやく考えが変わってきた。

今のままやったら絶対駄目や。私がみんなを駄目にしてしまう。
それに　コノサークルハ、先輩が必死になって
今まで作り上げたサークルであって、
私は本当に何もしてない。
やから
このサークルがつぶれないように
もっと活気づけて　そう人数増やして
そうだよ　自分バレエ下手でもいい
必死に本とか読んでさ　バレエのこともっと勉強して
先生の言った事とか思い出してさ
ありのままの自分で毎日一生懸命ぶつかっていったなら
きっとみんな認めてくれるはず
そうだよきっと
あたしはこんなに性格が明るくて真面目で（たぶん）
やから先輩もあたしに代表任せたりしたんだよ
自分が頑張らないでどうする

それから積極的にあたしは
人数増やすためポスター作ったり、PRしたり、バーレッスン考えたり
どんなことしたらもっとみんな理美の言う事聞いてくれるんだろう
とか
どんなことやったらもっとみんな楽しんでくれるのかな
とかそんなことを悪い頭使って考えて
代表と言う責任を負った以上、必要最低限のことはしようと思ったんだ
公演は出来なくても

そしたら今AAにはたくさん、そしていっぱいの仲間が
りみを囲んでくれていて
みんな笑顔で返してくれて
本当に泣きそうになる、ありがとうって。
みんなからいっぱいいっぱい学んだことあったよ。
たとえそれが自分にとって苦しいものだったとしても
どんどんそれを乗り越えて
自分の自信へとつながっていく。
特に公演も何も出来なくて
凄く申し訳なくって
悔しさがないわけではないけれど、
こんなにいっぱいの友達がバレエを踊ってそして見てくれて
これ以上幸せな事はないし、何も望むことはない。

本当にみんなに何回ありがとうを言っても言い切れないけど、
今日は自分にも言いたい。
よく頑張ったって。
サークルって素晴らしいよ。