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February 6, 2008
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カテゴリ:カテゴリ未分類
私はお城を出て一時歩いていた。前回お城で誰もいなくなった光景を見て、探すことを

決意したのだが本当にどこかにいるという保証はないのだ。でも私はサイアが生きて

子供を産んで、過ごしていると思っていた。本当に保証はないのだが・・・・・・・・・・・・。

私は行くところも分からずただ歩いていた。でも道がそこにあるから歩いているのだ。

そして私はこの道をちゃんと行くためにいろいろな試練があることも分かってきた。たとえそれが関係がない試練だとしても。私は永遠と続く道を見ながら、剣のこととかお城のこととかを繰り返して、思い出していた。初めは何も考えずに歩いていたはずなのに、今でもたくさんのことを考えて歩くようになっていた。本当に不思議だった。

ある日、森を歩くと遠くの方に何か小さな小屋みたいなものを見つけた。初めは何だか分からなかったけど、大体影の形を見るにつれてそれが何を示すのかが次第にわかっていた来たのだ。これも経験の差なのだろうかとも考えた。

そしてその小屋にたどりついたとき、私は思った。この小屋はかなり古いところを見ると移動した兵士達が休憩場所として使っていたのだろうということが分かった。そして彼女サイアもこの小屋を使い、またどこかへ行ったのだという考えも出てきた。ここは多くの兵士には知られてないが近くの兵士には分かる場所だったらしく目印みたいなものがたくさんあった。

例えば、お城から見たときに見える薄い影とか。実際そこまではちゃんと見てはいなかったのだけれども私は結果的にここにたどりついた。道を歩く事でここに来たのだった。

私はさっそく小屋の中に入った。中には特に何もいいようなものはなかったが、一つだけ目に止まるものがあった。それは砂時計だった。砂時計って言ってもかなり普通な感じの砂時計でその他に何も特徴がなかった。私はその砂時計を持ち、何に使っていたのだろうかと思った。砂時計っていうと時間を計るためにあるものなのに、ここには何も時間に関係しているって感じでおいてあるとは思えなかった。理由は一つだった。お城からかなり近くにある小屋だったので、砂時計があってもあまり意味がないような気がしたからだ。

普通の人の考えでは砂時計というとお風呂のところのサウナーとかに使うっていうのが普通の考えだろう。私は一時砂時計を見ていた。そして時間は過ぎ、外に出てまた歩きだそうとしたときはちょうど夕方だった。私はこの砂時計は見ているだけで時間が過ぎていく普通だけど不思議な砂時計だなと思った。そして夕暮れのときに、その砂時計を空高くあげて見た。

そのときは何も考えずにただ砂時計を夕暮れにあげて見たのだ。

するとどうだろう。その砂時計の砂が夕暮れの日差しを浴びて色鮮やかな赤や黄色、緑や青などど入った砂のようにきらきらと光ったのだ。

これは本当に普通の砂時計だと思った私は少し思い違いをしていたのだ。これは普通ではなく、ある旅する商人がこの夕暮れを見たときに砂時計を空にあげたときに綺麗だと感じてそこの小屋に置くことにしたのだ。私はこんな小屋にこんなにも美しいものがあったのだなとあらためて感じた。そしてその砂時計を元に戻し、また新たな気持ちで歩き出した。

今日も私は歩いていく。新しい体験をした私は今度はどんな試練が待ち受けているのだろうという気持ちで永遠と続くこの道を歩いていた。



ーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





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Last updated  February 6, 2008 02:41:20 PM
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