今日は仕事がお休みでした
平日でお休みの日は私が油断して寝坊する事が多く、りなちゃんを保育園に送る時間が普段より30~40分遅くなってしまう事が多いのですが、寝たのがAM2時過ぎだったのにも関わらす、今朝は不思議にもいつも通りの時間に目が覚めて、りなちゃんも自分から起きてくれたので、仕事の日と変わらない7時半に保育園に送って行く事が出来ました
近くの映画館が、金曜日がレディースデーなので「象の背中」を見に行こうと、天気が良かったので、車を家に置いてバスと電車で出かけてきました
天気が良くてかなちゃんがニコニコしているのが見えそうで1駅歩いてみました
背筋を伸ばして歩いている私をかなちゃんは見つけてくれたかな
映画の開始時間まで少し時間あったので、1人でモーニングしました
今はコーヒーを我慢しているからコーヒーショップでも紅茶や抹茶を頼む私・・
コーヒーの香りに包まれながら380円位で私の至福のひとときです
かなちゃんがお腹にいた時も、こんな風にモーニング食べていたなぁって行き交う人を眺めながらのんびりぼんやり過ごしました
映画は何の不自由もないサラリーマンが癌に侵され、余命6ヶ月と宣告された・・
ストーリーは早い段階で読めました
普通ならそこであんまり面白くなかったって言うんでしょうけど、私は見方が違ったというか、父親の癌の闘病生活と重なりました
父は入退院や手術を繰り返し、4年近く癌と戦いました
前に働いていた会社と入院している病院が近かったので、残業がない日は私は殆ど病院に寄り、1日付き添っていた母と交代したりしていました
父の事と仕事の事があり、パパとは別居結婚で忙しさを理由に、結婚式もしませんでした
りなちゃんがお腹に来てくれて、男の子と分かった事を父に伝えたら、昔から男の子が欲しかった父の嬉しそうな顔は忘れられません
でも、次第に病は父の体を覆っていて、再入院を繰り返し始めたので、父が少しでも元気なうちに結婚式に出られるようにと決めた結婚式
だけど、その結婚式の2週間前、りなちゃんが産まれる3ヶ月前に父は亡くなってしまい、私は今でも結婚式をしないでいてしまった事とりなちゃんと会わせてあげられなかった事を後悔しています
父が残した日記を読む機会があり、もし自分が出席できなくてもちゃんと結婚式はやるように、元気な男の子を産むようにって書いてあって、大泣きしてしました
お父さん、何も叶えてあげれなかった娘でごめんなさい。かなちゃんを宜しくお願いします
今日の帰り道、空からかなちゃんの声が聞こえたような気がしました
ママ、ボクはママのお腹でママと一緒に暮らす事が出来てとっても幸せだったよ
今はおじいちゃんやお友達と一緒にいるから淋しくないよ
いつでもパパとママとりなお兄ちゃんを見守っているからねって
今日のような1日は私にとっても必要な時間
日頃の仕事や育児の疲れやパパへのイライラを全て忘れさせてくれて、癒されます
そしてかなちゃんを想い、心で話す大切な時間をこれからも沢山作っていこうと思います