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Jun 17, 2010
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カテゴリ:エジプト神秘紀行
さてさて、エジプト里帰り墓参編…
ナイル川西岸は日の沈む西側 死者の都ネクロポリス
ナイル川東岸とはまた違った表情を見せてくれました。

初めての方、もう忘れちゃったよ~って方は、もう一度コチラを読んでください☆↓

エジプト里帰り1☆現地の村で日本人初の命がけ合同結婚式
~何百の玉響(オーブ)と元気な子供たち~
http://plaza.rakuten.co.jp/rinamika/diary/200912030000/

数千年ぶりスフィンクスにハグ&ギザのピラミッド潜入
~エジプト里帰り2~
http://plaza.rakuten.co.jp/rinamika/diary/200912050000/

最古のピラミッド内部を特別許可を取り探索☆階段ピラミッド/屈折ピラミッド
~エジプト里帰り3~
http://plaza.rakuten.co.jp/rinamika/diary/200912090000/

アビュドス☆古代エジプト遺跡群を訪ね、聖母マリアやキリストの素と出愛う
&銃乱射事件の裏話~エジプト里帰り4~
http://plaza.rakuten.co.jp/rinamika/diary/200912110000/

デンデラ神殿、愛と音楽の女神ハトホルと出愛、ルクソールへ駒を進める~エジプト里帰り5~
http://plaza.rakuten.co.jp/rinamika/diary/201003030000/

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まずは、西岸へ渡ったところにあるメムノンの巨像にて
 過去の来世は現世?でファラオスタイル
メムノンの巨像ファラオスタイル

古代エジプトも後期の新王国時代以降は、盗掘を恐れ、
目立つお墓は創られなくなってきました。

写真のように、大きなピラミッド型の山のあるこの地の地下へと
「墓を隠して創る」ようになっていきます。
当時、この地の近くにすんでいたのは、墓守りの一族だけでした。
今でも、入り口は厳重に管理されています。
壮大な山、グランドキャニオンのようにそびえ立ちます。
Valley of the Kings
思えば、今回の旅は、数千年ぶりのお盆、お墓参りです。
私も、かつて、ここではファラオだった時があったようです。
百人ぐらいの妻や子と、民達と、仲間達と
どんな日々を過ごしていたのでしょうか。
(ちなみに、ラムこうは300人程妻が居たって言ってたなぁ)
何千、何万、ご縁のあるたくさんの魂達が観ています。
寄ってきます。

ツタンカーメンのお墓に墓参りに行きました。
イクナトンと、その娘の夫ツタンカーメン。
その本名は「トト・アンク・アメン」です。
一族の墓や建造物は、ラムセス王たちに、徹底的にパクられ、汚されました。
なんの因果か、急死しちゃったトト・アンク・アメンは、
取り急ぎ、比較的小さな穴を墓としました。

偶然にも、その上にラムセスの末裔が大きな墓穴をこしらえました。
その結果、ラムセスの墓は、ほとんどの宝が盗掘され、
下にあったトト・アンク・アメンのお墓だけは、完全な状態で残りました。
盗って、盗って、侮辱して、利用して、
そのカルマを彼はこういう形で返したのです。
因果応報。
その結果、エジプト史上最高の宝と発見は、トト・アンク・アメンのお墓から
でる事になりました。

これまた偶然ですが、お墓に行くと、彼が帰っていました。
普段、ここには、おいてないはずのミイラが、
研究のため、ここに返されていたのです。
今まで、ミイラは、あんま好きでなかったけど、
出愛と冥福を想い、お腹は痛かったけど、自然と向き合えました。
そう、孫に会った時のように。
そして、同じく侮辱され、ミイラも捨てられ、真っ黒に塗られた妻のお墓。
「だれも、お前を汚せはしないよ^^。
 死んでわかったでしょ?
 命は永遠だよ。肉体はただの器。壊されようが、名前を消されようが
 何も気にする必要はない。
 頑張ったね。苦労させたね。…その魂に喜びと輝きを再び…」

エジプトでは、不死でした。
戦争を止めさせ、邪教崇拝も止めさせ、
たくさんの人たちを幸せにしたけど、
逆の立場のものからは恨まれ、妬まれ
封印されました。数千年だけね。
その後は、近年の戦争と同じように、残ったものが、
自分に都合のいい政治と歴史を紡いでいく事になったのでしょう。

高品質のエッセンシャルオイルが確認されたのも、
きらびやかな、造形物が満ちあふれていたのも、
トト・アンク・アメンが亡くなるまで、でした。
そこから、太古の叡智や技術も、徐々に姿を消していき、
時代はやんわりと、逆境していきました。
ま、今から、ごちゃごちゃ言う気もないけど、
それぞれが、立場は違えど一生懸命生きていたんでしょう。
それが、地球。
それが国や民族というもの。文化。歴史。
お盆の里帰り、キリキリと痛むお腹を手で押さえながら、
「内臓に呪いをかけられてるような感じやなぁ、当時の感覚を思い出してるんかな」なんて、笑いながら、
それでも国や民族を超えて、
今の私たちは笑いあっています。
ナイル川を沈む夕日を観ながら、
エジプト人の方の歌を聴き、一緒に歌い、笑い合います。

(つづく)

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Last updated  Jun 18, 2010 04:14:25 PM
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